上空に寒気を伴った低気圧や前線が本州付近を通過しています。今日は、西日本は九州から天気は回復してきますが、雨の中心は東日本から東北に移ってくるでしょう。太平洋側を中心にまとまった雨となり、雷を伴い一時激しく降るおそれがあります。大雨による土砂災害・低地の浸水・河川の増水などに注意が必要です。一方、北海道と南西諸島では日中晴れ間が広がる所が多い見込みです。
4/18（土）09時の予想天気図
なお、低気圧の進路上では南寄りの風が強まり、海上はしける見込みです。沿岸部では強風や高波にもご注意ください。
海上の風と波の予想12時
日中の最高気温は、北海道と沖縄では平年より高い所が多くなりますが、他は平年並みか低いでしょう。東北南部から東日本では、雨が降っている日中の時間帯は15℃に届かず肌寒く感じられそうです。暖かくしてお過ごしください。西日本の太平洋側では20℃前後、沖縄では25℃以上の夏日となる予想です。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
東北は天気が下り坂で、南部では朝のうちから雨が降り出し、日中にかけて北部にも雨の範囲が広がるでしょう。午後からは太平洋側を中心に風雨が強まり、荒れた天気となりそうです。南部の太平洋側では今夜にかけて大雨による土砂災害・低地の浸水・河川の増水などにご注意ください。北海道では概ね晴れますが、昼頃からは道南から雲が広がりだし、夜は雨が降り出す所がありそうです。また、太平洋側では朝晩を中心に濃い霧のため見通しが悪くなるおそれがありますので、車の運転などお気を付けください。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、東北北部から北海道で15℃前後まで上がる所が多くなりますが、北海道の室蘭や釧路など太平洋沿岸では７℃～９℃と春先の寒さが続きそうです。東北南部も11℃～12℃位と肌寒い見込みです。冬物の上着が手放せない一日でしょう。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
朝のうちから広い範囲で本降りの雨となるでしょう。昼前後は太平洋側や伊豆諸島を中心に雨足が強まり、雷を伴い一時激しく降るおそれがあります。大雨による土砂災害・低地の浸水・河川の増水などに、沿岸部では強風や高波にご注意ください。荒れた天気となりますので、不要不急の外出は控えたほうがよさそうです。午後は、東海地方から止み間が広がってきますが、所々でにわか雨や雷雨がありそうです。変わりやすい天気にもご注意ください。
降水分布予想09・15時
最高気温は13℃～17℃位の所が多くなりますが、太平洋側の静岡や関東南部などは雨の上がる昼過ぎから夕方頃にかけて20℃前後まで気温が上がる所もありそうです。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
天気は西の方から回復してきますが、近畿地方で午前中まで雨が残り、朝のうちまでは雷を伴った激しい雨にご注意ください。九州は概ね晴れ、中国・四国地方も昼頃から晴れ間が広がってきますが、山陰から近畿北部では午後にかけても曇りや雨のぐずついた天気が続いてしまいそうです。
降水分布予想09・15時
日中の最高気温は、山陰で15℃～17℃、他は18℃以上の所が多く、九州南部から四国の太平洋側では20℃～23℃まで上がり春らしい陽気となりそうです。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美地方は青空が広がりますが、午前中は一時雨や雷雨があるでしょう。変わりやすい天気にご注意ください。沖縄も概ね晴れますが、先島諸島では午後から次第に雲が多くなり、夕方以降は所により雨となりそうです。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、奄美は24℃、沖縄は26～27℃の夏日となる予想です。
（むらさめ）
