師走とは思えぬ暖かい日が続いていますが、22日(日)の「冬至(とうじ)」以降もしばらく暖かさが続きそうです。昨年はクリスマス頃から強い寒気が流れ込み始め、年末年始は日本海側を中心に大雪となりました。今年はどうなるのでしょうか?向こう1ヶ月(12/21~1/20)の天候の傾向をお伝えします。
向こう1ヶ月の気温は沖縄・奄美地方と西・東日本で平年より高く、北日本は平年並みか低い予想です。来週末頃までは日本付近への寒気の影響は弱いものの、年末年始頃になると強い寒気が流れ込む見込みです。そのため、北日本では平年並みか低い気温となる予想ですが、西・東日本では寒気の影響が続かず、年末年始も平年より高い気温傾向となりそうです。その後は徐々に平年並みになるでしょう。
北日本の日本海側は年末以降に雪の日が多くなり、向こう1ヶ月の降水量・降雪量が平年並みか多くなる見込みです。ゲレンデの雪不足が少し改善されそうですが、帰省ラッシュの足に影響が及ぶ可能性があります。また、西・東日本の日本海側の降水量は平年並みか多い予想ですが、寒気の影響が弱いことから雪の少ない状態が続くでしょう。一方、太平洋側は低気圧や前線の影響で年明けまでは平年より曇りや雨の日が多くなりそうです。
(きっしー)