今朝(29日)は冷え込みが強まって東京で今シーズン最低の1.6℃を記録するなど、各地で12月中旬から1月上旬並みの厳しい寒さとなりました。季節を先取りした寒さとなっていますが、12月は平年よりも高温傾向となりそうです。
向こう1ヶ月(11/30~12/29)は上空の寒気が流れ込みにくい見込みです。そのため、西~北日本は平年より気温が高く、沖縄・奄美は平年並みか高くなるでしょう。
北日本日本海側では12月初めは寒気の影響を受けて、平年と同様に曇りや雪・雨の日が多くなる予想です。しかし、それ以降は冬型の気圧配置が強まらず、向こう1ヶ月の降水量、降雪量は北陸地方も含めて平年より少なくなりそうです。西~北日本の太平洋側は低気圧や湿った空気の影響で曇りや雨の日が多くなり、特に東日本太平洋側は平年より降水量が多くなる見通しです。年末までこの傾向が続くとみられ、北日本でもホワイトクリスマスとなる地域が限られるかもしれません。
(きっしー)