【11/21 朝イチ!】北日本は師走並みの寒さ残る

今日は、大陸の高気圧が移動性となって日本付近を覆いますが、北日本上空には引き続き寒気が停滞するでしょう。このため、全国的には好天に恵まれる所が多くなりますが、北日本の日本海側から北陸にかけては天気の回復が遅れ、雪や雨が残る所もありそうです。また、南西諸島も湿った空気や気圧の谷の影響で雲に覆われ雨が降り出す見込みです。

11/21(木)09時の予想天気図

高気圧の縁にあたる北日本と沖縄では風がやや強く、海上は波が高いでしょう。沿岸部では強風や高波に注意してください。

海上の風と波の予想09時

日中の最高気温は、北日本では平年より低く、師走並みの厳しい寒さが続きそうです。一方、東~西日本、沖縄にかけてはほぼ平年並みで、東海から九州・四国では15℃以上の所が多く、南西諸島では25℃位まで上がる所もありそうです。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北海道は、道北や日本海側を中心に雲が広がりやすく、はじめ雪の残る所がありますが次第に日が差すでしょう。道東は概ね晴れる見込みです。東北は太平洋側を中心に概ね晴れますが、北部や日本海側では雲が広がりやすく、昼頃にかけて弱い雨や雪が降る所がありそうです。

各地の天気と気温

北海道では日中も気温はほとんど上がらず、北部では0℃~3℃、他も3℃~5℃の予想で北西の季節風もやや強く寒さが厳しいでしょう。暖かくしてお過ごしください。東北は北部で5℃~8℃、南部では10℃~12℃位の所が多いでしょう。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

関東甲信と東海では季節風も収まり穏やかに晴れますが、伊豆諸島南部から小笠原諸島では気圧の谷や湿った空気の影響で雲が多く、にわか雨の所もあるでしょう。北陸でも雲が多く、新潟県周辺でしぐれる見込みです。ただ、天気は回復傾向で日中は西部から晴れ間が広がってくるでしょう。

降水分布予想09時・15時

日中の気温は、新潟と長野県では10℃前後までしか上がらず厚手の上着が必要になりそうです。体調管理にご注意ください。他は12℃以上で東海では16℃前後まで上がる予想です。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

近畿地方北部の日本海側と山陰では午後にかけて雲が広がりやすく、朝のうちまで弱い雨がぱらつく所があるでしょう。他は穏やかに晴れる所が多そうです。

紅葉マップ

日中の最高気温は、近畿と中国では14℃~17℃、九州と四国は15℃~19℃位まで上がる予想です。風も穏やかな小春日和となり過ごしやすいでしょう。今年の紅葉は平年に比べ遅れていますが、平野部ではそろそろ見頃となっている所が多くなっています。行楽日和となりそうです。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

南西諸島は雲に覆われて、先島諸島と大東島地方では朝から一日を通して雨、沖縄本島地方も昼頃から雨が降り出すでしょう。また、北東の風がやや強く、海上は波が高い状態が続く見込みです。荒れた天気が続きますので船舶や海のレジャーは強風や高波にご注意ください。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、奄美では22℃、沖縄では23℃~25℃の予想です。

(むらさめ)

 

 

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