今日は、北海道では高気圧に覆われて秋晴れとなる所が多くなりますが、本州以南では湿った空気の影響で雲に覆われやすいでしょう。特に、西日本では動きの遅い低気圧の通過により広い範囲で雨が降り、太平洋側を中心に雨足が強まる時間帯がありそうです。雷を伴い激しく降るおそれがありますので急な天気変化にご注意ください。
10/24(木)09時の予想天気図
台風第21号が付近を通過する小笠原諸島では、大荒れの天気となるでしょう。暴風雨に見舞われ海上は猛烈なしけとなるため厳重な警戒が必要です。また、東~西日本の太平洋側でも東寄りの風が強く、海上では波が高い状態が続く見込みです。海のレジャーや船舶は強風や高波にご注意ください。
海上の風と波の予想12時
日中の最高気温は、全国的に平年並みか平年を上回るでしょう。西~東日本の広い範囲で20℃を上回り、南西諸島では30℃近くまで上がり汗ばむ陽気となる予想です。一方、北海道の道北~道東では15℃以下で晩秋の肌寒さとなりそうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道は穏やかな秋晴れとなるでしょう。東北も晴れ間が広がりますが、南部から天気が下り坂に向かい、太平洋側では低い雲に覆われて日中から弱い雨がぱらつく所がありそうです。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、北海道の道北から道東にかけては11℃~15℃、道央から道南では16℃~19℃の見込みです。朝晩は冷え込みますので暖かくしてお過ごしください。東北は17℃以上の予想で、日本海側では20℃を超える所が多く、過ごしやすいでしょう。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
全般に雲に覆われて、日差しは少ないでしょう。関東の西部山沿いや三重県などでは午前中から弱い雨が降り始める所が多く、夜になると、関東南部の平野部も含め雨の範囲は広がりそうです。帰りの遅い方は傘をお持ちください。なお、小笠原諸島では、台風の接近により暴風を伴った激しい雨となり、海上では猛烈なしけとなりますので、海岸では越波のおそれがあります。不要不急な外出はなるべく避けて最新の気象情報や自治体の出す防災情報をチェックするようにしましょう。
降水分布予想09時・21時
日中の気温は、関東甲信では18℃~20℃位で、太平洋沿岸部では冷たい北東風が吹いて気温以上に肌寒く感じられるでしょう。暖かくしてお過ごしください。一方、東海・北陸は21℃~24℃位まで上がる予想です。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
九州・四国・中国地方の広い範囲では朝のうちから雨となり、日中は雨足が強まりながら近畿地方までその範囲が広がりそうです。傘の手放せない一日となりそうです。太平洋側を中心に大気の状態が不安定となり、雷を伴い激しく降るおそれがあります。発達した積乱雲による短時間強雨・落雷・突風などの天気急変に注意ください。
降水分布予想09時・21時
日中の最高気温は、山陰地方では18℃~19℃、他は20℃以上で九州南部では25℃~26℃位まで上がる予想です。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
概ね晴れますが、奄美と沖縄本島では気圧の谷の影響で雲が広がりやすく、ときどき雨がぱらつく所があるでしょう。ただ、強い雨が長時間降ることはなさそうです。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、26℃~29℃の予想です。
(むらさめ)