秋深まらず 高温傾向続く

台風19号の通過後は寒気が南下したことで北日本を中心に冷え込みが強まり、札幌や釧路など北海道の各地で昨年より早い初霜が観測されました。西~東日本でも内陸部を中心に朝晩はひんやりとする日が続いています。今月24日(木)には晩秋を意味する「霜降(そうこう)」を迎え、例年ではこの時期から冷え込みが強まって冬支度を始めます。

それでは、向こう1ヶ月(10/19~11/18)の天候の傾向をお伝えいたします。

平均気温の傾向(10/19~11/18)

向こう1ヶ月は偏西風が日本付近で北に蛇行する傾向が続く予想で、寒気の影響が小さく全国的に平年よりも気温が高くなるでしょう。特に来週後半は四国から東北地方で平年より気温がかなり高くなるとして、高温に関する早期天候情報が発表されています。農作物の管理等に注意が必要です。平野部の冬支度はまだ先になりそうです。

降水量の傾向(10/19~11/18)

また、向こう1ヶ月は北日本付近を高気圧が通過する北高型の気圧配置になりやすく、西~東日本の太平洋側は湿った空気が入って、降水量は平年より多くなるでしょう。

なお、天気は数日周期で変化する予想です。

(きっしー)

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