関東地方の日照時間の少なさが話題になっています。1日のうちで日照時間が3時間未満の日が連続で何日も続いています。過去にも17日間連続で日照時間が3時間を切っていたのが1988年(昭和63年)、令和元年の今年はそれを上回るほど。日照時間があまりに少ないと農作物への影響も大きくなり、野菜の高騰なども懸念され心配は募る一方ですよね。
梅雨入り以降、空は雲が多くスッキリしない天候が続いていますが、この梅雨空はいつまで続くのでしょうか。
梅雨の期間が長いせいでこうなっているのか?というこで、関東・甲信地方の過去25年間の梅雨入り・梅雨明けの日時(ごろ)と、その間の日数のデータを調べてみました。
データ元参照:気象庁HP
梅雨の期間が最も短かったのは昨年2018年の24日間、最も長かったのは1998年で、なんと62日間!丸2か月間もの間「梅雨」だったことになる計算ですね。
ちなみに日照時間が少なくて話題になった1988年は
梅雨入り…6月8日ごろ
梅雨明け…7月31日ごろ
梅雨の期間…54日
となっています。関東・甲信地方の今年の梅雨入りは6月7日ごろとされていますので、平年値の40日をプラスすると、およそ7月16日ごろ。今のところ梅雨明けは21日ごろ(平年並み)と予想されていますが、果たしてどうなることやら…。
これほどまでに日照時間が少なくなると、体の不調を感じる人も増えてきます。生活のリズムが乱れがちになる、例えば洗濯物がたまったりすることや、カビや湿気などの不快によるストレスの増加。ドンヨリした空に気分も沈みがち、という方もいらっしゃるでしょう。
また、「涼しい」というよりどちらかといえば「肌寒い」日もありますので体調管理にはくれぐれも気をつけてください。
(アール)