今日は、日本海北部に中心を持つ高気圧が勢力を強め日本付近を広く覆うでしょう。このため、全国的に晴れる所が多くなりますが、北海道では寒気の影響が残り、オホーツク海側で、はじめ雨か雪の降る所があるでしょう。また、午後は甲信や東海の山沿いを中心に大気の状態が不安定となり、にわか雨や雷雨のおそれがあります。天気の急変にご注意ください。沖縄地方も湿った空気の影響で雲が多く、雨の所がある見込みです。
5/12(日)09時の予想天気図
日中の気温は、東海から西で平年を上回り、最高気温が25℃以上の夏日の所が多く、内陸部を中心に6月~7月上旬並みまで上がる所もありそうです。熱中症のおそれがありますので、激しい運動や長時間の野外活動などを控え、こまめに水分補給をするなど健康管理にご注意ください。一方、関東以北では平年を下回る見込みです。北海道の道北やオホーツク海側では最高気温が10℃に届かず、厚手の上着が必要になりそうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道から東北にかけて、広い範囲で晴れる所が多くなりますが、オホーツク海側では寒気の影響が残り低い雲が取れにくく、午前中を中心に弱い雨か雪が降る所があるでしょう。
各地の天気と気温
北海道は、函館・札幌・旭川など道南から道央、内陸部で最高気温が15℃前後の所が多くなりますが、稚内・網走など道北とオホーツク海側では10℃を下回り、春先のような肌寒さが続く見込みです。外出の際は上着の上にもう一枚羽織るものが必要でしょう。東北は、盛岡・山形・福島など内陸部では20℃以上まで気温が上がり、日中は暖かく過ごしやすいですが、青森・秋田・仙台など海岸平野部では17℃前後位で少し肌寒いでしょう。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
日中にかけては各地ともよく晴れるでしょう。ただ、関東南部の西部山沿いや甲信・東海地方の太平洋側では、午後は山沿いを中心に大気の状態が不安定となり、夕方頃は狭い範囲でにわか雨や雷雨の所がありそうです。山のレジャーなど計画の方は、急な強い雨、落雷などの天気の急変にご注意ください。
降水分布予想15時
日中の気温は、関東や北陸では沿岸部を中心に20℃前後の所が多く、暑さが和らいで行楽日和となるでしょう。一方、東海・甲信地方では最高気温が25℃以上の夏日の地点が多く、日差しも強く初夏らしい陽気となりそうです。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
日中にかけて一時雲の広がる所もありますが、天気の崩れる心配はなく、各地とも概ね晴れるでしょう。
気象衛星画像03時
日中の気温は、舞鶴・鳥取・松江など日本海側では20℃台前半の予想ですが、他は最高気温が25℃以上の夏日の地点が多く、汗ばむ陽気となるでしょう。大阪・京都・奈良は30℃まで上がり、真夏日の予想です。こまめに水分を補給し、激しい運動を控えるなど、熱中症対策をお願いします。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
湿った空気の影響で雲が広がりやすく、奄美や先島諸島では雨が降ったり止んだりするでしょう。一方、沖縄本島では雲が多めながら晴れとなる所もありそうです。南大東でも午後から日が差すでしょう。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、26℃~29℃の予想です。
(むらさめ)