台風がきたらベランダの○○が凶器になる!?

今年2016年は台風1号の発生が観測至上2番目に遅かったことが話題になりましたが、7月下旬からは台風や熱帯低気圧が発生するペースがあがっているようです。

以前、台風直撃回数が多い土地に移り住んで間もない友人から「台風がきたらベランダに置いてあった洗濯機がなくなった」なんて話を聞いてびっくりしたのですが、その「飛んで行った洗濯機」がどんな被害をもたらすかわからない・・・ことを考えると、対策はしっかりしておきたいものです。
とはいえ、具体的になにをすればよいのかわからないという方のために、今回は初級編として「事前準備」についてお伝えします。


■台風で一番困るのは「窓」対策

ライフレンジャーの調査で台風がきたとき「窓ガラスの対策方法がわからなくて困っている!」という声が最も多いということがわかりました。
窓ガラスは「風の強さ」で割れるのではなく「飛んできたもの=飛来物」で割れるんです。ベランダに置いてあったモノで自宅の窓が割れてしまわないように、また、他人の窓を割ってしまう加害者にならないためにも!今すぐできるのは、そう「ベランダにあるモノを室内にしまう」こと。洗濯機などはそう簡単に動かせないかもしれませんが、せめて「飛んでいかない・動かない」ための対策を。

【外に置いていませんか?!】

窓対策
●ベランダをチェック!
物干し竿、植木鉢、じょうろ、スコップ、自転車、スリッパ、ゴミ、テーブル、椅子…これらは台風が上陸する前に室内へ!
洗濯機、ほか重量のある大きなモノ…ロープなどで固定して動かないように!
●さらに安心!
雨戸やブラインドを閉めておく
●もっと安心!
ガラス飛散防止フィルムなどを貼る
(インターネットでも手軽に購入できます。台風が来る前に確認してみてはいかがでしょうか?)

■いつやる?台風対策のタイミング

ベランダに出しているものを部屋の中に入れたり、安全が確認されたらまた出したり、これを繰り返すのはちょっと面倒ですよね。できれば「確実にやってくる」とわかってから行動したい…と思うかもしれません。が!台風が来た時の予報を思い出してみてください。「予報円(○部分)」の範囲が結構広く表示されていませんか?

【台風進路図サンプル】

台風進路図サンプル

台風進路の予測は年々精度がアップしているとはいえ、被害が「ゼロ」にはなっていないのが現状です。台風発生の一報があれば「念のため」準備をしておくことをオススメします。


■災害対策、基本は同じ。日頃からできる2つのこと

以上、台風に対する備えを書かせていただきましたが、災害に対する備えで共通していることはといえば、食糧の確保、水の確保なども大事ですね。災害対策グッズにあげられるような基本的な装備は、いつ何時でも使えるように、日頃からのチェックをお忘れなく!


kiyoshima_summerこんにちは。きよです。台風への事前の備えできていましたか?特に窓ガラス対策は被害者になるだけでなく、加害者になることも。事前の対策をして被害「ゼロ」にすることの心がけ大切ですね。
(2016/09/01 11:20更新)

 

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