熱中症の対策必須、沖縄は台風に厳重な警戒を

9日(月)は、関東、東海、四国の太平洋側では、局地的に雨が強く降る所があり落雷にも注意が必要です。数十年に一度の記録的な大雨により、広範囲に甚大な被害を発生させた梅雨前線は日本海まで北上します。大雨のピークは越えますが、これまでの雨で地盤が緩んでいる所では引き続き土砂災害に十分に警戒してください。また、北海道でも雨が降る所が多くなります。

予想気圧配置図(9日~15日)

台風8号(マリア)が発達しながら沖縄方面へ進んでいます。南西諸島では次第に海上は大しけとなり、10日(火)は、沖縄本島や先島諸島では猛烈な雨や暴風に最大限の警戒をしてください。台風の進路次第では影響は変わりますが、いざという時にすぐに避難できるよう事前の準備が大切です。

台風進路予想図

西日本から東日本では、10日(火)以降は夏の高気圧に次第に覆われ晴れる日が多くなります。ただし、雨雲が急に発生して突然の雷雨となる恐れがありますので、急に空が暗くなりアヤシイ空もようになってきたら注意をしてください。
また真夏の暑さが続きます。大雨により被害を受けた各地では、片づけなど外での作業だけでなく避難所などの屋内でも、いつもよりも入念な熱中症対策が必要です。近くの方々と声を掛け合うなどして体調管理に十分に注意してください。浸水の被害が広範囲で発生してますので衛生管理にも注意が必要です。

 
北日本では、10日(火)以降も雲が広がり、特に北海道では雨の降る日も多く晴れ間が貴重になります。東北では真夏日の日も多くムシムシと感じる日が続きそうです。

今週の天気のポイント
・沖縄は台風により大荒れ、大しけ。災害発生に対して最大限の警戒が必要。
・真夏の暑さが続くため万全な熱中症対策を。

(たけねこ)

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