今年は、東京都で過去最低の日照時間だったこと、北日本・東日本の低温など夏の天候不順の影響がちょっと心配ですが、紅葉がきれいに色づくかどうかは冷え込み方や天気のメリハリ次第。今後の天気が気になるところです。
ちなみに、紅葉と文字では紅い葉と書きますが、この紅い色素は「アントシアニン」、黄色の色素は「カロテノイド」なんだそう。緑色の葉っぱの時には違う成分が発生したり、それぞれの機能が違ったり。紅葉の色については、もちろんそれぞれの葉(樹)の種類や、含有している成分、気温や紫外線の量など自然の条件に左右されることが多いとても複雑なもののようです。
<2017年 紅葉の見頃についての見解>
夏の終わりがいつだかよくわからないほど、9月は残暑が厳しく全国的に気温が高い傾向にありましたが、10月から11月にかけて、天気は概ね周期変化のパターンになりそうで、寒気の南下や冷え込みも見られそうです。このため、今シーズンの紅葉の色づきの進行は、山地・平野部ともに、ほぼ平年並みと予想されます。ライフレンジャー「紅葉特集2017」では、見頃情報を常に更新していきますので、ご活用ください!
こんにちは、アールです。紅葉して枯葉になって落ち葉へ…紅葉を愛でるとき、なんとなくちょっとセンチメンタルな気持ちになってしまうのは、青々としていた葉が色づき、枯れて散っていく、まるで人の老いのように感じてしまうからかもしれません。実際、紅葉は「葉っぱの老化」ですもんね。でもしかし!美しく見事な紅葉は私たちの目と心を癒してくれ、感動を与えてくれます。葉っぱたちが散る間際に見せてくれる最高の姿を存分に楽しみたいと思います。