◆今週の天気のポイント
・日本海側は雪や雨の日が多い。落雷や急な雪の強まりに注意。
・太平洋側は初日の出が期待できそう。防寒対策をしっかりしてお出かけを。
・寒暖差大きい。体調管理に注意。
年末年始は冬型の気圧配置になる日が多く、日本海側では雪や雨の日が多いでしょう。太平洋側は晴れる日が多くなりそうです。
↓12月29日(月)~1月3日(土)の予想気圧配置↓
冬型の気圧配置の日が多い
29日(月)は、日本付近を気圧の谷が通過する見込みです。北日本や日本海側を中心に雨や雪が降り、雷を伴う所もあるでしょう。30日(火)から週末3日(土)にかけてはしばらく、冬型の気圧配置となる見込みです。日本海側は雪や雨が続き、この時期らしい天気となるでしょう。局地的に雪が急に強まり、雷を伴うこともありますのでご注意ください。日ごとに寒気の流れ込みが強まり、お正月休みの終わりは荒天の可能性もあります。最新の気象情報・交通情報を確認し、余裕を持った行動を心がけましょう。
太平洋側はおおむね晴れる日が多く、空気が乾燥する見込みです。1日(木)は、東・西日本を中心に初日の出が見られる可能性があるでしょう。
前半と後半で気温差が大きい
今週の気温は、週の初めと終わりで大きく異なるでしょう。前半は、この時期としては高く、かなり高い所が多くなる見込みです。西・東日本では15℃くらいまで上がる日もあり、北海道でも5℃を超え、東北も10℃を超える日があるでしょう。積雪の多い所では融雪や雪崩、路面状況の悪化に注意してください。大晦日から各地でグッと気温が下がり、北海道は真冬日、東北は冬日が続きこの時期らしい寒さとなりそうです。東・西日本でも10℃以下の寒さの所があり、最低気温が氷点下の所もあり、厳しい寒さとなるでしょう。お正月休みが終わる週末にかけて、冷え込む所が多くなりそうです。のんびり過ごしたいお正月ですが、寒さには十分気を付けて暖かくしてお過ごしください。
(気象予報士:ふぅ)

