最新の予報によると、年明けの天気には、十分注意する必要がありそうです。28日(日)から1月2日(金)にかけては、東日本や北日本の日本海側で雪の降る所はあるものの、大きな天候の悪化はなく、この時期としては比較的穏やかな天気で推移する見通しです。帰省や初詣の交通に大きな支障が出るような状況は、今のところ予想されていません。一方、1月3日(土)頃からは冬型の気圧配置が本格化しそうです。強い寒気が南下することで、全国的に厳しい寒さとなる見込みです。日本海側では雪の降り方が強まり、積雪の増加や路面状況の悪化が懸念されます。正月明けのUターンや仕事始めの移動には注意が必要です。最新の気象情報を確認しながら、余裕を持った計画、行動を心がけましょう。なお、この冬型気圧配置は強弱を繰り返しながらしばらく続く可能性があります。
平均気温の傾向（12/27～1/26）
予報期間の2週目以降(1/3～)は、冬型気圧配置が強弱を繰り返しながら続く見込みです。西日本を中心に強い寒気が流れ込む傾向が予想されており、西日本や沖縄・奄美の気温は平年を下回る見通しです。寒の入りは1月5日(月)です。2026年の寒中は、暦通りの寒さとなりそうです。
降水量の傾向（12/27～1/26）
冬型気圧配置となる日が多く、西・東日本の太平洋側では例年以上に晴れる日が多くなる見通しです。一方、北日本では周期的に日本海から進む低気圧の影響を受ける見込みで、太平洋側を含めて降水量は平年を上回る予想です。
（気象予報士：ファーマー）
