週末寒気北上も、朝の冷え込み注意

この時期としては非常に強い寒気が南下し、全国的に今季最低気温を更新しています。きょう4日(木)は最も低くなったところで北海道・喜茂別の-14.1℃、次いで北海道・上士幌の-13.5℃となっており、東京都心でも4.5℃、名古屋1.1℃、大阪3.2℃、福岡5.9℃などを観測しました。また、きのう3日(水)~きょうにかけては広島や京都、新潟、愛知など19府県で「初雪」を観測しました。今後は寒気のピークは次第に過ぎ、今シーズン一番の寒さは週末にかけて一旦弱まりつつある見込みです。

きょう4日(木)は、日本付近で西高東低の冬型の気圧配置が強まっています。上空の寒気も南下している状態が続き、北~西日本の日本海側の地域では広い範囲で雪が降り、大雪や吹雪に警戒が必要です。

あす5日(金)は、日本の東にある低気圧はオホーツク海へ進み冬型の気圧配置は次第に緩みますが、気圧に谷が近づく影響で北~西日本の日本海側の地域で雨や雪が続くでしょう。太平洋側ではおおむね晴れの天気が続きますが西日本では雲が広がりやすく、午前を中心ににわか雨がありそうです。関東や東海は一日を通して晴れるでしょう。

6日(土)~7日(日)の予想天気図

あさって6日(土)は、大陸から高気圧が張り出し、全国的に日差しが届きます。ただ、日本海から気圧の谷や低気圧が近づく影響で、北日本では再び天気が下り坂となるでしょう。その後7日(日)は、北日本や北陸を中心に雨が降りやすく、北海道北部では雪の降るところがある予想です。

(担当:りょた)

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