週末 次第に天気下り坂へ

きのう11月5日(水)は、今年最大の満月である「スーパームーン」でした。「スーパームーン」という用語は天文用語ではありませんが、一般的には月が地球に近づくタイミングで発生する満月のことを指します。きのうは、西・東日本の太平洋側で雲が広がり見ることができなかったところが多くありましたが、北日本や中国地方、九州地方では晴れたため見られたところが多くあったようです。なお、12月5日には今年最後の「スーパームーン」があり、今年最後のチャンスとなります。

きょう6日(木)は広い範囲で日差しが届きますが、日本の南を進む前線を伴った低気圧の影響で四国や近畿南部、関東南部ではにわか雨の可能性があります。なお、低気圧は次第に東海上へ離れ、午後は日差しの届くところもあるでしょう。一方、北海道は低気圧が近づく影響で次第に天気は下り坂となり、夜は雨の降るところが多くなる予想です。

7日(金)は、大陸から移動性高気圧に覆われて東北~西日本、沖縄は晴れるところが多いでしょう。ただ、北海道は冬型の気圧配置となり、今シーズン一番の寒気が南下する予想です。日本海側やオホーツク海側を中心に雨や雪が降り、北よりの風も強まる見込みです。

その後8日(土)にかけては、大陸からの移動性高気圧に覆われ、冬型の気圧配置も次第に緩んできます。寒気の影響の残る北海道では雨や雪の残るところもありますが、そのほかは全国的に晴れて秋らしい体感となりそうです。9日(日)になると、前線や低気圧が本州付近を通過するため、広い範囲で雨となるでしょう。低気圧や前線付近では雨や風が強まって荒れた天気となるおそれがあります。最新の気象情報にご注意ください。

(担当:りょた)

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