朝晩から秋の気配。台風の動向に注意

◆今週の天気のポイント
・沖縄は週初めに台風18号の影響を受ける。19号の今後の動向に注意。
・太平洋側を中心に晴れる日が多いが、日本海側は前線の影響で雨の日もある。
・日中はまだ暑い日が多いものの、朝晩から秋の気配を感じられる。

今週は、太平洋側を中心に晴れ間のでる日が多いですが、日本海側は前線や湿った空気の影響で雨の降る日があるでしょう。台風18号、19号の今後の動きにご注意ください。

↓22日(月)~27日(土)の予想気圧配置↓

太平洋側は晴れる日が多いが、日本海側は雨の日もある

週のスタート22日(月)は、北日本から西日本にかけては高気圧に覆われおおむね晴れるでしょう。沖縄は、先島諸島を中心に台風18号の影響を受ける見込みです。18号は、フィリピンの東を西へ進み、猛烈な勢力に発達するでしょう。沖縄からはやや離れた所を進み、沖縄から離れたあとは大陸方面に進みますが、沖縄では、23日(火・秋分の日)にかけてうねりを伴った高波に警戒し、大雨と強風にご注意ください。
23日(火・秋分の日)~24日(水)は、北・東日本は引き続き晴れますが、西日本は雲が広がりやすくなり、雨の降る所があるでしょう。
25日(木)は、大陸から前線が近付きます。太平洋側は晴れ間がでる所もありますが、北日本や東・西日本の日本海側は雨が降りやすくなるでしょう。北日本は、低気圧の発達具合によっては、警報級の大雨や荒天になる恐れがありますので、今後の情報にご注意ください。26日(金)は北日本や日本海側で雲が残る所がありますが、太平洋側を中心に日差しが届く見込みです。この先の天気は、北日本や東・西日本の日本海側を中心に周期的に変化するようになるでしょう。
そして、南鳥島近海には台風19号があり、猛烈な勢力にまで発達しています。その後、日本の東にほとんど停滞する見込みで、台風の進路は不確実性が高く、定まっていません。今後の19号に関する情報にも注意をしてください。

朝晩から秋の気配。北日本では上着が必要に…

気温は、引き続きこの時期としては高い日が多くなりますが、少しずつ秋の気配が漂ってきそうです。北日本では、最高気温が30℃以上の真夏日はようやくなくなり、朝の最低気温は20℃以下になるでしょう。札幌など北海道では15℃以下の日が多く、朝晩は上着が必要になる見込みです。朝晩と日中の気温差が大きくなり、服装選びに悩む季節がやってきました。昼夜の気温差で体調を崩さないようにご注意ください。
東・西日本では、まだ真夏日が多く、猛暑日の所もありますが、こちらも朝の気温は東日本を中心に20℃前後の日が多くなるでしょう。日中はまだ暑いですが、朝晩は薄手の羽織るものなどが欲しくなってきそうです。

(気象予報士:ふぅ)

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