週の中頃は北日本の日本海側や北陸で大雨の恐れ

◆今週の天気のポイント
・17日(水)~18日(木)は北日本の日本海側や北陸で大雨の恐れ、最新情報の確認を
・北海道は朝晩と日中の寒暖差に注意
・西日本や東日本は週の中頃まで厳しい残暑、週の終わりは気温が下がる所も

今週は、週の中頃に北日本や北陸、西日本の日本海側を中心に雨が降り、北日本の日本海側や北陸で大雨の恐れがあります。週の終わりは、西日本や東日本の太平洋側でも雨が降る見込みです。

↓15日(月・敬老の日)~20日(土)の予想気圧配置↓

週の中頃は北日本の日本海側や北陸で大雨の恐れ

連休最終日の15日(月・敬老の日)~連休明けの16日(火)は、高気圧に覆われ晴れ間の広がる所が多いですが、西日本や東日本を中心に大気の状態が不安定になります。内陸や山沿いを中心ににわか雨や雷雨があり天気が急変する恐れがあるため、お出かけの際は雨具があると安心です。

17日(水)~18日(木)は、秋雨前線が北日本から東日本、西日本に南下する見込みです。全国的に雲が多く、北日本の日本海側から次第に雨の範囲が広がり、強雨や雷雨になる所もあるでしょう。北日本の日本海側や北陸では大雨となる恐れもあるため、最新の気象情報を確認して対策を行ってください。

19日(金)~20日(土)は、秋雨前線が本州の南岸付近に停滞する見込みです。西日本や東日本は日差しの届く所もありますが、雲が広がりやすく太平洋側を中心に雨が降るでしょう。お出かけの際は、雨具の用意をしてください。一方、前線から遠い北日本では晴れ間のでる所が多い見込みです。

気温は札幌で25℃を超える日が多いですが、前線の北側にあたりカラッとした暑さとなるでしょう。朝晩は15℃前後まで気温が下がる日もあり、一日の中での寒暖差が大きくなる見込みです。服装を上手に選び、体調管理に注意してください。
一方、西日本や東日本は週の中頃までは気温が35℃前後まで上がる所もあり残暑が厳しく、蒸し暑いでしょう。最低気温も25℃を下回らない熱帯夜の所があるため、昼夜を問わず熱中症対策を万全にしてください。19日(金)以降は次第に空気が入れ替わり、東京の最高気温は27℃~28℃、最低気温は22℃前後となる予想です。
季節の変わり目を迎え、気温の変化で体調を崩さないようにお過ごしください。

(気象予報士:むーらん)

シェア!