全国的に荒れる天気に警戒を

◆今週のポイント
・大気の状態が不安定な日が多く、局地的な大雨に警戒を
・熱中症の対策は欠かさないように

父島の南で発生した台風5号は北上を続け、14日(月)は東日本から北日本に接近する見込みです。
東シナ海には熱帯低気圧があり、また新たに低気圧が発生して日本海に進む見込みです。

<台風5号予想進路>

17日(木)にかけては、湿った空気が流れ込みやすい状態が続くため、広い範囲で大気の状態が不安定になる見込みです。
非常に激しい雨を伴い大雨となる可能性もあるため、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫、土砂災害に注意・警戒をしてください。
発達する積乱雲による落雷や、竜巻などの激しい突風が発生するおそれもあります。
関東と北日本の太平洋側、小笠原諸島はうねりを伴う高波にも注意・警戒をしてください。

18日(金)以降は、太平洋高気圧が本州付近に張り出してくる見込みで、晴れる所も多くなるでしょう。

今週は、曇りや雨の日が多く不安定な天気となるため、最新の天気予報を確認して、傘など雨具の準備をしてください。洗濯は計画的にした方が良さそうです。

※毎日の詳しい天気予報は朝イチでチェック!
朝イチを開く

日本の南から暖かい空気が流れ込みやすいため、気温、湿度ともに高く、蒸し暑い日が多いでしょう。
日差しは少なくても、熱中症の危険性は高まります。こまめに水分や塩分を取るなど基本的な対策のほか、昼夜問わずエアコンを利用して涼しい環境を整えてお過ごしください。
週末は全国的に猛暑となる可能性があります。
屋内、屋外問わず、決して無理をしないで時々休憩を取るなど、健康管理に気を配ってください。

(気象予報士:たけねこ)

シェア!