熱中症と天気急変に注意

先週27日(金)は、西日本全域で梅雨明けが発表され、九州北部、中国・四国、近畿では統計開始以来初めてとなる6月の梅雨明けとなりました。梅雨明けがかなり早かったことで、九州北部や中国・四国では梅雨期間の日数が最短を記録し、近畿でも過去2番目に短い日数となりました。まだ梅雨明けが発表されていない東日本でも、晴れの日が今後も多いことから梅雨明けの発表は秒読みのような気がします。適度な水分補給やエアコンの有効活用など、熱中症対策を万全にしてお過ごしください。

熱中症対策の例

きょう3日(木)~あす4日(金)は、西日本付近に中心を持つ高気圧に覆われて、西・東日本、沖縄・奄美では晴れて強い日差しが照り付けるでしょう。ただ、午後は大気の状態が不安定となりやすく、雨雲が発達して局地的には雷雨となる予想です。晴れていても天気の急変や突然の強雨、落雷などにご注意ください。一方、北日本は、きょう3日は東北で晴れるものの、北海道では雲が広がりやすく所々で雨、あす4日は気圧の谷が通過する影響で全般に天気は下り坂となり、特に東北北部では雨脚の強まるところもあるでしょう。

5日(土)~6日(日)の予想天気図

※台風や熱帯低気圧は「低」と書かれる場合があります。

5日(土)~6日(日)にかけては、高気圧に覆われる西日本では晴れの天気が続くでしょう。東海や関東もおおむね日差しが届くものの雲が広がりやすく、内陸・山沿いでは雨の降るところがありそうです。海や川、山のレジャーを行われる方は空模様の変化にご注意ください。一方、北陸や北日本の日本海側では気圧の谷や湿った空気の影響を受けやすく、雨が降りやすい見込みです。

今後も高温状態が続き、全国的に連日30℃以上の真夏日が続く見通しです。特に週末から週明け頃にかけては西・東日本を中心に35℃以上の猛暑日が続出し、東海などでは体温超えの危険な暑さとなる予想です。

(担当:りょた)

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