(画像：気象庁HPより引用)
真夏のような暑さが続いています。28日(土)は広い範囲で最高気温が30℃以上の真夏日となり、九州や中国、四国などでは所々で35℃前後まで上がり、6月としての1位を更新した所がありました。
◆今週の天気のポイント
・西日本は夏空の広がる日が多い、紫外線対策を万全に
・東日本や北日本は雲が広がりやすく雷雨に注意
・厳しい暑さが続くため、昼夜を問わず熱中症対策を
今週も、広い範囲で厳しい暑さが続く見込みのため、熱中症に警戒が必要です。
気温は、全国的に平年よりかなり高い日が多いでしょう。最高気温は東海から西の地方を中心に35℃以上の猛暑日になる所があり、札幌でも30℃近くまで上がる日もある見込みです。真夏のような厳しい暑さが続くため、なるべく日中の暑い時間帯の外出を控え、屋内でも我慢をせずに冷房を使用するなど熱中症に警戒してください。
また、夜間の気温も高く、西日本や東日本では最低気温が25℃を下回らない熱帯夜の所も多いでしょう。就寝前にコップ一杯の水を飲み、夜間でも適切に冷房を使用して涼しい環境を作るなど、夜間の熱中症対策も忘れずに行うようにしてください。
天気は、西日本では高気圧に覆われ夏空の広がる日が多いでしょう。強い日差しが照りつけるため、帽子や日傘、サングラスや日焼け止めクリームを使用するなど紫外線対策を万全にしてください。午後は、山沿いを中心ににわか雨の所がある見込みです。
東日本や北日本は晴れ間のでる日もありますが、湿った空気や上空の寒気の影響で雲が広がりやすく所々で雨が降るでしょう。大気の状態が不安定になるため、落雷や突風、降ひょう、急な強い雨の降る恐れもあり、天気の急変に注意が必要です。最新の気象情報を確認し、雨具を用意するなど急な雨や雷雨に備えてください。
↑天気の急変の前兆
天気の急変にはサインがあります。「真っ黒い雲が近づく」、「雷の音が聞こえる」、「急に冷たい風が吹く」などは積乱雲が近づいている兆しですので、屋内などの安全な場所に避難するようにしてください。
(気象予報士：むーらん)
