天気図上には、日本付近に梅雨前線が見られる日が多くなり、徐々に曇りや雨の日が多くなっています。きょうは沖縄でも平年より12日遅く、昨年より1日遅い梅雨入りが発表されました。一方、本州は連日真夏のような暑さが続いており、昨日21日(水)は岐阜県飛騨市・上岡で今年初の猛暑日(最高気温35℃以上)を観測し、5月の1位の値を更新しました。

きょう22日(木)は、日本付近にある2つの前線や低気圧の影響で各地で曇りや雨のスッキリしない天気となっています。東日本や北日本、沖縄では局地的に激しく降るところがあるでしょう。西日本では午後は天気が回復傾向にありますが、にわか雨には注意が必要です。あす23日(金)は、前線や低気圧が離れ、広い範囲で日差しが届くでしょう。
24日(土)~25日(日)の予想天気図

前線上を低気圧が通過
24日(土)・25日(日)になると、再び前線が本州付近に延び、その前線上を低気圧が東進する見込みです。暖かく湿った空気が流れ込み、24日は西日本、25日は東日本や北日本を中心に雨が降り、広い範囲で雨脚が強まる予想です。大雨による土砂災害や浸水害、急な天気の変化などにご注意ください。
週末の気温は、23日は西・東日本を中心に最高気温25℃以上の夏日となるところが多いでしょう。なお、24日以降は雨が降る影響であまり上がらず、最高気温は20℃前後のところが多く、暑さは落ち着きそうです。
(担当:りょた)