◆今週のポイント
・梅雨前線が本州の南に停滞
・北日本も雨で気温の変化大
・東~西日本は蒸し暑さが続く

18日(日)は前線が本州の南に離れ、晴れ間のでている所が多くなっています。関東甲信では真夏日になる所もあり、季節先取りの暑さになるでしょう。19日(月)以降も、梅雨前線は本州南岸に停滞を続ける見込みです。日本海側を中心に日差しが届くと見ていますが、すでに梅雨入りしている九州南部は雨が降りやすくなるでしょう。
21日(水)は前線の活動が活発になり、西日本の太平洋側中心に大雨となる恐れがあります。前線の位置次第で雨のエリアや降り方が変わってくるため、今後も最新の予報を確認するようにお願いします。

北日本も気圧の谷の通過に伴い、雨の降る所がある見込みです。19日(月)夜遅くには北海道の一部で天気が崩れ、20日(火)~21日(水)頃にかけて雨が降りやすくなるでしょう。
また、北日本も18日(日)は、最高気温が25℃以上の夏日になる所がありますが、気圧の谷が通過した後は気温が平年並みか低くなる予想です。週中頃は少しヒンヤリと感じられる所もありそうですから、気温の変化にお気をつけください。

東日本や西日本は、引き続き平年より気温の高い状態が続くでしょう。晴れ間がでれば、内陸部を中心に30℃以上の真夏日となる可能性もあり、湿度も高くかなり蒸し暑く感じられそうです。こまめな水分補給を意識するなど、熱中症に十分ご注意ください。
そして、気温と共に湿度も上がると、食中毒にも注意が必要となります。食中毒を起こす多くの最近は、室温約20℃で活発に増殖を始め、湿気を好むとされています。調理前や食事前の手洗いを徹底し、食品の低温保存や、調理時に十分な加熱処理を行うなど、食中毒への対策も心掛けてください。
(気象予報士:まりー)