日本列島に数年に一度レベルの強烈な寒気が流れ込み、北海道帯広では12時間降雪量が120cmに達する記録的な大雪に見舞われたほか、北陸~東北南部にはJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)に伴う発達した雪雲が流れ込み、積雪が急増しています。
7日(金)午前9時の予想天気図
あす7日(金)は北~西日本付近を気圧の谷が通過し、午後から8日(土)にかけて再び冬型の気圧配置が強まる見込みです。北~西日本の日本海側では断続的に雪が強まるほか、東北や東海、西日本の太平洋側にも雪雲が流れ込み、普段雪の少ない市街地でも積雪のおそれがあります。路面状況が悪化したり、交通機関が乱れる可能性がありますので、時間に余裕を持った行動を心がけましょう。
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8日(土)と9日(日)の予想天気図
また、週末は強い冬型の気圧配置となり、全国的に風も強まるでしょう。暴風や高波、暴風雪によるホワイトアウトなどに警戒が必要です。不急の外出は出来るだけ控え、車を運転される方は立往生に備えて車内に除雪用スコップ、毛布やカイロなど暖をとれるもの、食料・飲料、スマートフォンの充電器なども備えておきましょう。上空の寒気の影響で10日(月)ごろにかけて厳しい冷え込みが続きます。しっかりと防寒をしてお過ごしください。
(気象予報士:みやっち)