東北は大雨続く 関東以西は猛烈な暑さ

◆今週のポイント
・東北は30日(火)頃にかけて大雨に警戒
・関東以西は猛暑続き40℃に迫る暑さも
・熱中症対策は万全に 暑さを避ける行動を

東北は記録的な大雨となっています。活発な前線はしばらく北日本に停滞する見通しで、東北では30日(火)頃まで警報基準を大きく超えるような大雨が続く恐れがあります。

東北の日本海側では、すでに氾濫が発生している河川や地盤の緩んでいる所があり、今後少しの雨でも新たな災害の発生に繋がる恐れがあります。崖や斜面などの危険な場所には近付かず、川や田んぼを見に行くことは絶対にしないようにしてください。

関東以西は高気圧に覆われ夏空が広がり、猛烈な暑さが続くでしょう。最高気温は広い範囲で35℃を超え、内陸部中心に40℃に迫る恐れもあります。夜間の気温も平年より高く、連日の熱帯夜となるでしょう。

26日(金)には気象庁から長期間の高温に関する情報が発表され、関東甲信、東海、近畿、中国、四国、九州は7月上旬から気温が高く、記録的な高温となっている所もある状況です。気温の高い状態は今後1か月程度続くと見込まれており、体調管理に十分注意が必要です。

↑熱中症対策を

熱中症を予防するため、なるべく暑さを避ける行動を心掛けましょう。暑い日の無理な外出は避け、外出する際には日陰を選んで歩き、日傘や帽子などを活用するようにしてください。水分補給は一日あたり1.2リットルが目安です。起床時や入浴前後など、喉が渇く前に水分をこまめに摂ることを意識してください。

また、熱中症の危険性が極めて高いと予想される日は、熱中症警戒アラートが発表されます。発表時は外での運動は原則中止し、高齢者や子供、持病のある方など、熱中症リスクが高い方への積極的な声がけをお願いします。

(気象予報士:まりー)

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