今日の日本付近は北から張り出す高気圧に覆われますが、気圧の谷の影響を受けるでしょう。このため、北日本や日本海側では晴れ間の広がる所がありますが、全国的に日差しは少なく、西~東日本の太平洋側を中心に曇雨天となり空気がヒンヤリと感じられる一日となりそうです。
10/19(月)09時の予想天気図
なお、関東近海から南西諸島にかけて北東の風がやや強く、海上はうねりを伴い波が高いでしょう。強風や高波にもご注意ください。
海上の風と波の予想09時
日中の最高気温は、昨日と同じか1~2℃位低くなる所が多いでしょう。近畿から東海、関東以北では20℃を下回り、外出の際は厚手の上着が必要になりそうです。一方、沖縄や小笠原諸島では30℃近くまで上がり汗ばむ陽気となりそうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道では概ね晴れますが、北部や日本海側では午前中まで雲が広がりやすく、朝のうちまで雨の残る所があるでしょう。東北地方も日差しが少なく、北部や日本海側では朝のうちまでにわか雨の所がありそうです。ただ、日中は天気が回復し、青森県周辺では晴れ間が広がる見込みです。
気象衛星雲画像03時
日中の最高気温は、平年並みの所が多いでしょう。北海道では道北で12℃~14℃、他は15℃以上で函館や帯広では19℃位まで上がる予想です。東北は16℃以上で、南部の太平洋側では20℃位の見込みです。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
各地とも雲に覆われ、伊豆諸島では朝のうちから、東海や関東南部の太平洋側では昼頃から雨が降り出し、夕方にかけてしっかりと雨足が強まりながら甲信地方や北関東の一部まで雨域が広がりそうです。お出かけの方は傘をお持ちください。天気の回復は夜からで東海地方から雨が上がってくるでしょう。
降水分布予想09・15時
日中の最高気温は、甲信地方で13℃~15℃、関東と東海で16℃~19℃位で日差しも少なく肌寒く感じられそうです。外出の際は上着をお持ちください。北陸は18℃~21℃、小笠原諸島では30℃位で暑さが厳しいでしょう。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
各地で日差しが少なく、太平洋側を中心に天気が崩れる見込みです。九州南部や四国では朝のうちから雨となり、日中は近畿まで雨の範囲は広がるでしょう。ただ、西から天気は回復に向かい、午後は九州北部や中国地方では晴れ間が広がってくる見込みです。
降水分布予想09・15時
最高気温は、四国から近畿の太平洋側では16℃~19℃位で日照も少なく空気が冷たく感じられそうです。中国・九州地方では20℃以上の所が多く、福岡や熊本では24℃位まで上がり過ごしやすい暖かさでしょう。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
大東島地方は概ね晴れるでしょう。沖縄本島と先島諸島も雲が多めながら天気の大きな崩れはなく晴れ間が広がる見込みです。一方、奄美と与那国島地方では曇りで朝のうちまで一時雨となる所がありそうです。変わりやすい天気にご注意ください。
各地の天気と気温
日中の最高気温は奄美で24℃、沖縄は28℃~29℃位の予想です。
(気象予報士:むらさめ)