活発な前線が西日本を東進しています。すでに九州北部では激しい雨となっている所もあり、これから日中にかけて西～東日本の広い範囲に雨域は広がる見込みです。特に九州と四国では雷を伴い非常に激しく降る所があるでしょう。明日にかけて雨が降り続く地域もあり、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。北日本も雲に覆われやすく、北海道の一部では雨、東北南部も夕方頃から雨が降り出す所もありそうです。一方、南西諸島や小笠原諸島では、概ね晴れるでしょう。
7/24（金）09時の予想天気図
日中の最高気温は、東日本では昨日より高く、西日本と北日本では昨日と同じくらいの所が多いでしょう。東北南部から九州の広い範囲で30℃近くまで上がり、蒸し暑くなりそうです。湿度も高く熱中症の危険が高くなりますので、激しい運動は避け水分をこまめに補給するなど、積極的な対策を心がけましょう。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北日本は全般に雲の広がりやすい一日でしょう。北海道では道南から道央にかけて日の差す所もありますが、オホーツク海側から道東にかけては時々雨となる所が多く、午後からは雷を伴う可能性があります。東北ははじめ晴れ間が広がりますが、南部では夕方から夜にかけて次第に雨が降り出す見込みです。変わりやすい天気にご注意ください。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、北海道の道北から道東の沿岸部では20℃前後で空気がヒンヤリと感じられるでしょう。他は23℃～25℃位まで上がる見込みです。東北は北部の太平洋側は25℃前後、他は27℃以上となり、山形や福島では30℃の真夏日となる予想です。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
東日本では引き続き雲に覆われ、時間とともに雨の範囲は広がる見込みです。北陸西部から甲信地方にかけては昼前にかけて、その他の地方でも午後から雨が降り出し、夜にかけて雨足が強まってくるでしょう。お出かけの方は雨具を準備ください。一方、小笠原諸島では概ね晴れるでしょう。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、26℃以上で東京、名古屋や金沢では30℃前後まで上がる予想です。湿度も高く蒸し暑くなりますので熱中症対策を心がけましょう。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
西日本は午前中から広い範囲で雨となるでしょう。特に九州では雷を伴い非常に激しく降るおそれがあります。短時間強雨、落雷、突風などに注意が必要です。また、四国の太平洋側も含めて明日にかけて雨が断続し大雨となる見込みです。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒が必要です。最新の気象情報や地元の自治体が発表する防災情報をチェックするようにしてください。
降水分布予想09時・18時
日中の最高気温は、各地で26℃以上となり、近畿と四国では30℃の真夏日となる所が多いでしょう。暑さを避け、水分をこまめに補給するなど熱中症対策を心がけてください。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
夏の高気圧に覆われて各地とも概ね晴れますが、沖縄本島と大東島地方では昼から夕方頃にかけては雲が広がりやすく、所々でにわか雨がありそうです。ただ、広い範囲で天気が大きく崩れる心配はないでしょう。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、31℃～33℃の予想で、厳しい暑さとなりそうです。
（むらさめ）
