本州付近は高気圧に覆われていますが、西からは早くも低気圧や前線が近づいています。九州・四国と南西諸島の一部では朝のうちから雨となり、一時雷を伴い強く降るおそれがあります。急な強い雨、落雷・突風などにご注意ください。雨の範囲は次第に西に移り、日中から夜にかけては近畿・東海の太平洋側や伊豆諸島を中心に一時雨となる所が多いでしょう。北日本でははじめ晴れ間もありますが、北海道と東北の日本海側では雲が広がりやすく、朝晩を中心に雨や雪が降る所がありそうです。
2/14（金）09時の予想天気図
日中の最高気温は昨日より低くなる所が多いですが、全国的に平年より高い状態は続き、この時期としては暖かく過ごしやすくなるでしょう。東北南部から九州にかけては15℃前後の所が多く、九州南部では20℃位まで上がる予想です。沖縄は25℃以上の夏日となりそうです。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道では道南から道東の太平洋側でははじめ晴れますが、全般に雲が広がりやすく道北から道央、オホーツク海側を中心に時々雪や雨となるでしょう。東北は概ね晴れますが、日本海側では雲が広がりやすく、朝晩を中心に弱い雨や雪の降る所がありそうです。
各地の天気と気温
最高気温は、北海道の道北とオホーツク海側では1℃～4℃、他は5℃～9℃まで上がり日中は寒さが和らぐでしょう。東北は、北部で10℃前後、南部では14℃～16℃位の予想です。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
北陸周辺では雲に覆われ、新潟県内では朝晩にわか雨が降る所があるでしょう。他の地方でははじめ晴れますが、午後から夜にかけて雲が広がりやすく、東海から関東の太平洋沿岸部では一時雨となる所がありそうです。外出の際は急な雨に備えて折りたたみ傘があると安心です。伊豆諸島も昼頃から夜にかけて雨となる見込みです。
降水分布予想09時・18時
日中の最高気温は、太平洋側を中心に15℃を超え日差しもあり過ごしやすいでしょう。東京は17℃、静岡・甲府では18℃まで上がり、コートいらずの暖かさとなりそうです。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
太平洋側では雲に覆われやすく、九州・四国では朝のうちから昼過ぎにかけて雨となる見込みです。大気の状態が不安定となりますので、急な強い雨、落雷・突風などにご注意ください。近畿南部でも昼から夕方頃にかけて一時雨となる所がありますので、お出かけの方は急な雨に備えて傘をお持ちください。一方、日本海側の地方では午後から晴れ間が広がってくるでしょう。
降水分布予想09時・18時
日中の最高気温は、15℃前後の所が多くなりますが、九州南部では雨が上がった後20℃を超す所もあり、春の暖かさとなりそうです。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美地方では雨や雷雨が断続するでしょう。発達した積乱雲による短時間強雨、落雷・突風など天気急変に注意してください。沖縄は大東島地方では概ね晴れますが、他は日の差す時間もあるものの雲に覆われやすく、所によりにわか雨や雷雨がありそうです。変わりやすい天気にお気を付けください。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、奄美は24℃、沖縄は26℃～27℃となるでしょう。湿度が高く、蒸し暑さを感じられそうです。
（むらさめ）
