【11/16 朝イチ!】日本列島は秋と冬が同居中

今日は、西日本と沖縄、東日本の太平洋側にかけては高気圧に覆われ穏やかな小春日和が続くでしょう。一方、北日本と北陸では、寒気や気圧の谷の影響で曇りや雨となり、北海道では雪となりそうです。日本海側を中心に風雪が強まり大荒れの天気が続く見込みです。吹雪による視界不良や交通障害にも警戒が必要です。

11/16(土)09時の予想天気図

北日本周辺海域では季節風の影響で波が高く、特に北海道の日本海側では4mを超えるしけが続く見込みです。また、台風第25号に近い小笠原周辺の海上も波が高いでしょう。沿岸部では強風や高波による越波に警戒・注意してください。

海上の風と波の予想09時

日中の最高気温は、北海道では平年より低く、氷点下の地点もあり真冬並みの厳しい寒さとなりそうです。一方、東北南部から九州・沖縄にかけては平年並みか高く、東海から九州・四国では20℃前後、南西諸島では25℃前後まで上がり、暖かく過ごしやすいでしょう。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

北海道は、道東で晴れ間が広がりますが、道央から道北を中心に雪が断続し、山沿いを中心に大雪となるおそれがあります。季節風が強く、吹雪くところもありますので視界不良や交通障害にご注意ください。外出される方は時間に余裕をもってお出かけ下さい。東北も北部や日本海側で雲が広がりやすく、山沿いを中心に雨や雪となる所があるでしょう。一方、太平洋側では晴れ間が広がる見込みです。

各地の天気と気温

北海道では日中も気温はほとんど上がらず、北部では-2℃~-1℃の真冬日、他も0℃~4℃の予想で真冬並みの寒さでしょう。暖かくしてお過ごしください。東北は北部で6℃~10℃、南部では11℃~13℃位の所が多いでしょう。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

関東甲信と東海では太平洋側を中心に穏やかに晴れますが、小笠原諸島では台風第25号の接近で雲が多く、海上は波が高くなるでしょう。沿岸部ではうねりを伴った高波にご注意ください。一方、北陸周辺でも日差しがほとんどなく、しぐれる見込みです。変わりやすい天気となり、突然の強い雨や落雷・突風などの気象急変に注意が必要です。

降水分布予想09時・18時

日中の気温は、北陸と長野県では12℃~15℃までしか上がらず厚手の上着が必要になりそうです。体調管理にご注意ください。一方、関東と山梨県、東海地方では17℃以上で静岡では21℃まで上がる予想です。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

近畿地方北部の日本海側と山陰では雲が広がりやすく、一時雨の降る所があるでしょう。他は太平洋側を中心に穏やかな秋晴れとなる所が多そうです。

紅葉マップ

日中の最高気温は、18℃以上の所が多く、九州や四国の太平洋側では21℃~23℃位まで上がる予想です。小春日和となり過ごしやすいでしょう。今年の紅葉は平年に比べ遅れていますが、山沿いは見頃のところが多く平野部でも色づき始めています。明日17日の日曜日にかけては絶好の行楽日和となりそうです。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

先島諸島では昼頃から雲の広がる時間がありますが、天気の大きな崩れはなく各地とも概ね晴れる見込みです。ただ、北東の風がやや強く、海上は波が高い状態が続く見込みです。船舶や海のレジャーは強風や高波にご注意ください。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、奄美では24℃、沖縄では26℃~28℃まで上がり汗ばむ陽気となりそうです。

(むらさめ)

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