【8/9 朝イチ!】北海道・沖縄は低気圧や台風の影響で大荒れ

今日は、西~東日本にかけては高気圧に覆われて夏空が広がりますが、北日本は雲が広がりやすく、北海道は台風第8号から変わった低気圧や前線の通過で風雨が強まり大雨となるおそれがあります。また、台風第9号が付近を北上中の沖縄では、引き続き暴風雨高波に対し厳重な警戒が必要です。さらに台風第10号が小笠原の南をゆっくりと北上中で、来週13日(火)頃にかけ日本の南に近づく予想です。この台風は、大型で非常に勢力が強く動きが遅いため、広範囲で長時間の影響が続く可能性があります。お盆期間にも重なり交通機関の乱れなども予想されますので、お出かけを計画の方は最新の台風情報をチェックするようにしましょう。

8/9(金)09時の予想天気図

海上の風と波の予想09時

日中の気温は、東北から沖縄にかけての広い範囲で30℃を超す真夏日となり、厳しい暑さが続くでしょう。関東から九州にかけては最高気温が35℃以上の猛暑日となる地点も多くなりそうです。高温となり熱中症の危険が高くなる予想です。不要な外出は出来るだけ避け、屋内ではクーラーを使用し、水分をこまめに補給するなど、十分な対策を取るようにしましょう。

全国の天気と気温

 

 

各地の天気のポイント

 北日本(東北・北海道)

北海道では日中にかけて広い範囲で雨となるでしょう。台風から変わった低気圧の影響で風雨が強まり一時雷を伴い激しく降るおそれがあります。大雨による土砂災害・低地の浸水、河川の増水に警戒が必要です。天気の回復は夕方以降となり日本海側から雨は止んでくる見込みです。東北は概ね晴れますが、日本海側は雲が広がりやすく所々でにわか雨がありそうです。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、北海道の道北から道東にかけては平年より低い20℃前後で上着が必要な涼しさでしょう。道央から道南にかけては27℃前後まで上がる見込みです。東北では各地で30℃以上の真夏日となり、福島では35℃の予想です。熱中症にご注意ください。

 

東日本(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

日中は概ね晴れますが、東海地方では雲が多めでしょう。午後は内陸部や山間部を中心に大気の状態が不安定となり、一部でにわか雨や雷雨がありそうです。登山やレジャーなど計画の方は、狭い範囲での短時間強雨や落雷・突風などに十分にご注意下さい。小笠原諸島では台風第10号の接近に伴い、東寄りの風が次第に強まり海上は6mを超える警報級の大しけが続くでしょう。また、関東から東海にかけての沿岸でもうねりを伴い波が高くなる見込みです。海水浴や釣りなど海のレジャーは注意して下さい。

降水分布予想18時

日中の最高気温は、沿岸部でも32℃以上で内陸部では35℃以上の息苦しさを覚えるような猛暑となりそうです。屋内では冷房を使用し、やむなく屋外で活動の際には、こまめな水分補給とともに首筋やわきの下を冷えたタオルで冷やして体温を下げるなど熱中症対策には十分ご注意ください。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

日中は青空が広がる時間が多いですが、すっきりとは晴れず時々雲に覆われ、山沿いの一部では夕立がありそうです。太平洋側を中心に紫外線が非常に強い予想となっています。外出の際は日傘や帽子を活用し、十分な対策を取るようにしましょう。なお、太平洋沿岸ではうねりを伴い波が高くなる見込みです。船舶や海のレジャーは高波に注意して下さい。

紫外線の予測分布図12時

(出典:気象庁ホームページ)

日中の最高気温は、広い範囲で35℃前後のうだるような猛暑が続きそうです。出来るだけ屋外の活動や激しい運動は避け、こまめな水分補給と体を冷却するなど十分な熱中症対策を心がけましょう。

 

沖縄・奄美(沖縄・奄美諸島)

各地で風雨が強く、海上は大しけ~猛烈なしけと大荒れの天気が続く見込みです。特に台風第9号に近い先島諸島では、暴風や10m以上の高波厳重に警戒して下さい。波浪と高潮による越波のおそれもありますので、海岸や堤防などに不用意に近づかないようにしましょう。また、大雨による土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒・注意が必要です。

各地の天気と気温

日中の最高気温は30℃前後の所が多く、石垣では34℃まで上がる見込みです。湿度も高くなりますので熱中症にご注意ください。

(むらさめ)

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