今日は移動性高気圧が日本の東へ離れ、低気圧や寒冷前線が接近する影響で、日本付近には湿った空気が流れ込み、雨の範囲が広がるでしょう。北海道の日本海側、東海、西日本の日本海側、南西諸島では朝から、東日本から西日本の太平洋側では、日中から夜にかけて雨の降る所が多く、雷を伴って激しく降る所もある見込みです。一方、東北南部や北陸では晴れる所が多いでしょう。
09時の予想天気図
予想天気と気温(全国)
日中の最高気温は、南から暖かい空気が流れ込む影響で、全国的に平年より高く、11月中旬から下旬並みとなるでしょう。
風と波の予想(12時)
■各地の天気のポイント
【北日本】(北海道・東北)
北海道は雲が広がり、日本海側を中心に朝から雨の降る所が多く、山沿いでは雪の降る所もある見込みです。前線が接近する夜には雷を伴って激しく降る所があるでしょう。落雷や突風、降ひょうに注意が必要です。東北北部では昼頃から所々で雨が降るものの、南部では日差しが届いて穏やかな空模様となり、お出かけ日和となるでしょう。
雨(雪)雲の予想(9時・21時)
日中の最高気温は、昨日より5℃から10℃ほど高く、季節外れの暖かさとなる見込みです。積雪地では、雪解けによる雪崩や屋根からの落雪、道路の冠水に注意してください。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
高気圧周辺の湿った空気の影響で、東海では一日を通して断続的に雨で、関東甲信では夜には南部を中心に雨が降り出す見込みです。お出かけには折りたたみ傘があると安心でしょう。一方、北陸では晴れる所が多く、お出かけや大掃除に適した一日となりそうです。
雨(雪)雲の予想(9時・21時)
日中の最高気温は、関東甲信や東海では昨日と同じくらいで、12℃から15℃前後の見込みです。北陸では、20℃前後まで上がって快適な陽気となるでしょう。積雪地では、雪解けによる雪崩や屋根からの落雪、道路の冠水に注意が必要してください。
【西日本】(近畿・中国・四国・九州)
九州北部や中国地方では朝から雨が降るものの、午後は一時的に小康状態となるでしょう。夜には太平洋側も含めて再び雨の降りだす所が多く、暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が不安定となるため、雷雨となる所がある見込みです。落雷や突風、降ひょうに注意が必要です。一方、近畿北部から中部にかけては、晴れる所が多い見込みです。
雨雲の予想(9時・21時)
日中の最高気温は、昨日より高く、各地で17℃から20℃前後まで上がる見込みです。昼間は厚手の上着ではなく、カーディガンなどで過ごせそうです。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
低気圧や湿った空気の影響で大気の状態が不安定となり、雷を伴った激しい雨が降って大雨となる所がある見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意してください。
雨雲の予想(15時)
日中の最高気温は、昨日と同じくらいで23℃前後の見込みです。雨に加えて風もやや強まるため、長袖シャツが良さそうです。
気象予報士:エム

