【11/10朝イチ!】北日本や北陸で、雨や雪強まる

今日は冬型の気圧配置となり、北日本の日本海側から北陸にかけては、大気の状態が不安定となる見込みです。雷を伴った雨や雪の降る所があるため、局地的な激しい雨や落雷、突風、降ひょうに注意が必要です。一方、その他の地域では晴れる所が多いものの、北日本の太平洋側ではにわか雨の所があるでしょう。南西諸島は曇りや雨で、先島諸島では台風26号の影響による強風や高波に警戒してください。

09時の予想天気図

予想天気と気温(全国)

日中の最高気温は、関東甲信や東海では平年を上回る所が多くなる一方、その他の地域では平年を下回る所が多いでしょう。

風と波の予想(12時)

北陸や東北の日本海側、先島諸島では暴風や高波に警戒が必要です。

 

各地の天気のポイント

【北日本】(北海道・東北)

日本海側では断続的に雪や雨が降り、北寄りの風が強まり、雷を伴って激しく降る所があるでしょう。東北北部の内陸では午前中は雨でも、寒気の影響で午後は次第に雪に変わる見込みです。落雷や突風、降ひょう、積雪や路面凍結による交通障害に注意が必要です。太平洋側は日差しが届く所が多いものの、東北北部では雨雲が流れ込み、にわか雨の可能性があります。

雨(雪)雲の予想(9時・15時)

日中の最高気温は、北海道の北部では7℃前後、その他の北海道や東北北部では9℃から12℃前後、東北南部では16℃程度の見込みです。寒気が強まり、夜は朝よりも冷え込むため、帰りに備えて防寒具があると安心です。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

北陸の沿岸部では、風が強まり、雷を伴い雨脚が強まる所があるため、落雷や突風、降ひょうに注意してください。なお、内陸の標高の高い所では雪が降る可能性があります。その他の地域では晴れる所が多いものの、関東では気圧の谷の影響で、午後は南部を中心ににわか雨があるでしょう。

雨(雪)雲の予想(9時・15時)

日中の最高気温は、関東、山梨県、静岡県では昨日より6℃以上高く、20℃前後まで上がって過ごしやすい陽気となるでしょう。北陸では16℃の見込みですが、風が強まるため、気温の数字以上に寒く感じられそうです。

 

【西日本】(近畿・中国・四国・九州)

広い範囲で日差しが届き、洗濯日和となるでしょう。ただし、近畿北部や山陰では雲が広がり、にわか雨の所がありそうです。日中の最高気温は、近畿や山陽では18℃前後、その他の地域では18℃から22℃前後の見込みです。冷たい風が強く吹くため、気温の数字ほどの暖かさは感じられないでしょう。風を通しにくい上着があると良さそうです。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

台風周辺や高気圧の縁を回り込む湿った空気の影響で、曇りや雨の天気となるでしょう。特に、大東島地方や先島諸島では雷を伴って激しく降る所がある見込みです。また、沖縄本島と先島諸島では北東の風が強く吹くでしょう。強風や落雷、突風に注意してください。

雨雲の予想(9時・15時)

日中の最高気温は、昨日より3℃前後低く、25℃から27℃の見込みです。風が強く吹くため、気温の数字ほどの暑さは感じられないでしょう。

気象予報士:エム

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