【10/16朝イチ!】広範囲で雨、北陸や東北は大雨に注意

今日は前線を伴った低気圧が東日本を通過する見込みです。前線や低気圧に向かって湿った空気が流れ込むため、西日本から東北の広い範囲で雨が降り、雷を伴って激しく降る所もあるでしょう。落雷や突風、短時間の強雨に注意してください。一方、前線や低気圧から離れた九州南部や南西諸島では晴れる所が多い見込みです。また、北海道では高気圧が東へ離れるため、曇りや雨の天気となるでしょう。

09時の予想天気図

予想天気と気温(全国)

日中の最高気温は、北日本や東日本では昨日より低く、平年を下回る所が多いでしょう。西日本や南西諸島では昨日と同じくらいかやや高めとなる見込みです。九州や沖縄では30℃を超える所が多く、季節外れの暑さとなるでしょう。

風と波の予想(12時)

 

各地の天気のポイント

【北日本】(北海道・東北)

北海道では雲が広がり、スッキリしない空模様となるでしょう。午後は気圧の谷の影響で雨の降る所があるため、外出の際は携帯用の雨具をご用意ください。東北では断続的に雨が降り、雷を伴って激しく降る所があり、大雨となる見込みです。土砂災害や低地の浸水、河川の増水、落雷や突風に注意してください。

雨雲の予想(9時・15時)

日中の最高気温は、2℃から6℃ほど低くなる所が多く、北海道では10℃から19℃、東北では17℃から21℃の見込みです。朝晩は気温が下がるため、セーターなどの防寒が必要となるでしょう。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

 

北陸では低気圧の通過に伴い大気の状態が不安定となるため、激しい雨や雷雨となり、大雨となる所がある見込みです。道路の冠水や土砂災害、低地の浸水、河川の増水に警戒し、落雷や突風にも注意してください。その他の地域では、朝から雲が広がり湿った空気の流れ込みや前線の通過により、雷を伴って降り方が強まる所があるでしょう。落雷や突風、急な強い雨に注意が必要です。

雨雲の予想(12時・18時)

日中の最高気温は、昨日より3℃前後低くなる所が多く、関東甲信では18℃から22℃の予想で、半袖では肌寒く感じられるでしょう。東海や北陸では23℃前後の見込みです。

 

【西日本】(近畿・中国・四国・九州)

前線が夜にかけて本州を通過するため、近畿や中国地方、九州北部では昼頃を中心に、四国では夕方頃を中心に激しい雨や雷雨となる所がある見込みです。土砂災害や低地の浸水、河川の増水に警戒し、落雷や突風に注意してください。夜遅くには雨の止む所が多くなるでしょう。

雨雲の予想(12時・18時)

日中の最高気温は、近畿、四国、中国地方では26℃から29℃程度となり、蒸し暑く感じられるでしょう。九州では真夏日となる所が多く、10月とは思えない暑さが続く見込みです。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

各地で概ね晴れるものの、湿った空気の影響で所により雨や雷雨となる見込みです。日中の最高気温は、32℃前後と季節外れの暑さが続くでしょう。引き続き熱中症や紫外線対策を心がけてください。

気象予報士:エム

シェア!