【10/8朝イチ!】伊豆諸島、東日本太平洋側は台風に警戒

今日は寒冷前線が通過する北日本では、午前中を中心に雷を伴った激しい雨の降る所があるでしょう。昼以降は次第に天気が回復する所が多くなる見込みです。一方、東日本から西日本では前線や上空の寒気の影響で雲が多く、日差しが届いてもにわか雨が降る所があるでしょう。南西諸島では晴れる所が多いですが、所によりにわか雨が降る見込みです。

09時の予想天気図

台風22号は暴風域を伴い、非常に強い勢力を保ったまま北上しています。今日には進路を東寄りに変え、明日の未明には八丈島の南海上を通過する見込みです。

台風の雨雲(21時)

予想天気と気温(全国)

日中の最高気温は、全国的に平年より2℃から5℃ほど高くなる所が多い見込みです。西日本では真夏日となる所が多く、引き続き熱中症対策が必要です。

風と波の予想(12時)

 

東日本の太平洋側では、非常に強い風が吹いて大しけとなる所があるため、海上では船舶の運航には十分注意してください。

 

各地の天気のポイント

【北日本】(北海道・東北)

北海道や東北の日本海側では、昼頃まで雨が降りやすく、雷を伴った激しい雨が降る所があるため、落雷や突風、降ひょうに注意が必要です。午後は日差しの届く所が多くなり、西寄りの風が強まる見込みです。東北の太平洋側ではにわか雨が降るものの、午後は日差しが届くでしょう。

雨雲の予想(9時・15時)

日中の最高気温は、北海道では18℃から22℃、東北北部では23℃から24℃程度で過ごしやすい陽気となりますが、東北南部では26℃から27℃程度で動くと汗ばむ陽気となるでしょう。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

各地で雲が多く、新潟県では午前中を中心に雨や雷雨となる所があるでしょう。関東北部、甲信、東海の内陸では晴れ間の出る時間帯もありそうです。関東や東海の沿岸部では前線の影響で雨が降りやすく、風が強まる見込みです。伊豆諸島では次第に風が雨が強まり、夜遅くには大荒れの天気となるおそれがあります。

雨雲の予想(9時)

日中の最高気温は、昨日と同じくらいか高く、25℃以上の夏日となる所が多い見込みです。湿度が高く、蒸し暑くなるため、通気性の良い服装が良さそうです。

 

【西日本】(近畿・中国・四国・九州)

広い範囲で雲が広がりやすい空模様が続くものの、近畿中部や四国では日差しの届く時間帯があるでしょう。各地でにわか雨の可能性があるため、外出の際は折りたたみ傘があると安心です。

雨雲の予想(15時)

日中の最高気温は、昨日より1℃から3℃ほど低くなるものの、30℃前後まで上がる所が多く、季節外れの暑さが続く見込みです。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

高気圧に覆われて概ね晴れとなりますが、湿った空気の影響で奄美では所により雨の降る所があるでしょう。沖縄本島や先島諸島では、午後は次第に曇る見込みです。日中の最高気温は32℃前後と、真夏のような暑さが続くため、引き続き熱中症や紫外線対策を心がけてください。

気象予報士:エム

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