今日も西日本から東海、関東甲信にかけては広く晴れて、強い日差しが照りつけるでしょう。午後は大気の状態が不安定となるため、内陸や山沿いを中心に、急な強い雨や雷雨に注意が必要です。一方、北日本や北陸では気圧の谷の影響で雲が多く、日本海側ではにわか雨の降る所があるでしょう。南西諸島では湿った空気の影響で、激しい雨の降る所がある見込みです。
09時の予想天気図

予想天気と気温(全国)


日中の最高気温は、関東から西の各地で猛暑日となる所が多く、熱中症への厳重な警戒が必要です。北陸や東北、北海道の内陸では30℃を超えて、蒸し暑さが続くでしょう。
熱中症警戒アラート(7月6日)

16の都県に発表されています。対象地域以外の所でも危険な暑さとなる見込みで、熱中症への警戒が必要です。
紫外線情報

東日本以西では、熱中症対策と併せて、日傘や帽子、日焼け止めクリームなどを活用し、紫外線対策を心がけてください。
風と波の予想(12時)

■各地の天気のポイント
【北日本】(北海道・東北)
日本海側では雲が多く、すっきりしない空模様となるでしょう。にわか雨の可能性があるため、外出の際は折りたたみ傘があると安心です。一方、太平洋側では時々雲が広がるものの、強い日差しが照りつけるでしょう。日中の最高気温は、道北と道東の太平洋側で25℃前後、その他の地域では30℃を超える所が多い見込みです。十分な熱中症対策を心がけてください。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
北陸では雲の多い一日ですが、北陸三県では時々日差しが届くでしょう。その他の地域では夏空が広がりますが、午後は内陸の山沿いを中心に、強い雨や雷雨となる所がある見込みです。落雷や突風、局地的な激しい雨に注意してください。日中の最高気温は、昨日よりも高くなる所が多く、北陸では32℃前後、その他の地域では33℃~35℃前後の見込みです。甲府や名古屋では37℃まで上がり危険な暑さです。屋外での活動は極力控えるようにしてください。
【西日本】(近畿・中国・四国・九州)
朝から広く晴れて強烈な日差しが照りつけるでしょう。午後は大気の状態が不安定となるため、落雷や突風、局地的な激しい雨に注意が必要です。日中の最高気温は、35℃以上の猛暑日となる所が多い見込みです。こまめな水分や塩分の補給を心がけ、冷房を適切に使用するなど熱中症には厳重な警戒が必要です。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美地方は高気圧に覆われて概ね晴れますが、湿った空気の影響により雨の降る所があるでしょう。沖縄地方は、湿った空気の影響で曇りや雨の天気となり、特に台風周辺の湿った空気が流れ込む先島諸島では、所により雷を伴った激しい雨が降る見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に警戒し、落雷や突風、降ひょうに注意してください。
雨雲の予想(15時)

日中の最高気温は、昨日と同じくらいで31℃~32℃の見込みです。非常に蒸し暑く、不快な暑さとなるでしょう。
気象予報士:エム