今日は梅雨前線が日本の南海上に離れるため、西日本や東日本の太平洋側では晴れる所が多いでしょう。ただし、午後は大気の不安定な状態が続くため、所々でにわか雨や雷雨がある見込みです。一方、気圧の谷の影響が残る北陸や北日本では、雲が多く北陸や東北では朝まで、北海道では昼過ぎまで雨が降るでしょう。南西諸島は概ね晴れますが、にわか雨や雷雨の所がある見込みです。
09時の予想天気図
予想天気と気温（全国）
日中の最高気温は、北日本と北陸を除いて、今日も30℃以上の真夏日となる所が多いでしょう。引き続き熱中症対策を万全にしてお過ごしください。
風と波の予想（12時）
■各地の天気のポイント
【北日本】（北海道・東北）
北海道では道南の太平洋側では晴れる所があるものの、その他の地域では所々で雨が降るでしょう。特に道東では雷を伴った激しい雨が降る見込みで、落雷や突風、局地的な激しい雨に注意が必要です。また、これまでの雨で地盤が緩んでいる所では土砂災害にも警戒してください。東北では、日本海側で朝まで雨の降る所があり、太平洋側では晴れる所が多いでしょう。
雨雲の予想（15時）
日中の最高気温は、昨日より低くなる所が多く、オホーツク海側では19℃～21℃の見込みです。その他の地域では25℃～29℃程度ですが、帯広では31℃、仙台では30℃まで上がるでしょう。
【東日本】（関東甲信・東海・北陸・島しょ部）
新潟県では朝まで雨の降る所が多く、北陸三県では雲の多い一日となる見込みです。その他の地域では雲が多めながらも、日差しが強く照りつけるでしょう。外出の際は、日傘や帽子などで紫外線対策を心がけてください。午後は大気の状態が不安定となるため、特に関東では落雷や突風、局地的な激しい雨に注意が必要です。
雨雲の予想（15時）
日中の最高気温は、北陸で27℃前後となるほかは、33℃前後となる所が多いでしょう。甲府や静岡では35℃の猛暑日が予想されます。適切な冷房の使用、こまめな水分や塩分の補給を心がけ、熱中症には十分に警戒してください。
【西日本】（近畿・中国・四国・九州）
近畿南部、四国、九州北部では朝から強い日差しが照りつけるでしょう。その他の地域では雲が多く、にわか雨の可能性があるため、外出の際は折りたたみ傘があると安心です。午後は、大気の状態が不安定となるため、特に九州では落雷や突風、局地的な激しい雨に注意が必要です。日中の最高気温は、昨日より3℃前後高くなる所が多く、30℃～34℃程度となる見込みです。お出かけの際は、熱中症対策はもちろん、日傘や帽子などで紫外線対策も心がけてください。
【沖縄・奄美】（沖縄・奄美諸島）
太平洋高気圧に覆われて概ね晴れるものの、湿った空気の影響で雨や雷雨となるでしょう。特に先島諸島では雷を伴った激しい雨の降る所がある見込みです。落雷や突風、局地的な激しい雨に注意が必要です。
雨雲の予想（15時）
日中の最高気温は、32℃前後となる見込みで、夜間も25℃を下回らず、熱帯夜となるでしょう。昼夜を問わず熱中症対策が欠かせません。
気象予報士：エム
