今日は、低気圧や寒気の影響を受ける西日本は九州から風雨が強まり、その範囲は夜にかけて東日本まで広がるでしょう。大気の状態が不安定となるため、急な強い雨や落雷、突風などに注意が必要です。山沿いでは雪となり、標高の高い山では積雪となる見込みです。一方、北日本は、日本海側を中心に雲が広がりやすく、雪や雨の残る所もありますが、次第に天気は回復に向かうでしょう。
3/18（火）09時の予想天気図
日中の最高気温は昨日と同じくらいの所が多く、北海道では真冬日の地点もあり、西～東日本では日本海側を中心に10℃に届かない所も多く、冬のような寒さが続きそうです。関東では昨日より3℃前後低い10℃台前半の予想です。暖かくしてお過ごしください。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
太平洋側では晴れ間もありますが、日本海側を中心に雲が広がりやすく、雪や雨が残る所があるでしょう。ただ、夜には天気が回復する所が多くなりそうです。
降水分布予想09・21時
日中の最高気温は、北海道では0℃前後で道北やオホーツク海側では真冬日となる所が多いでしょう。東北は北部で5℃前後、南部では6℃以上で福島は9℃の予想です。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
北陸や伊豆諸島では雲が広がりやすいですが、関東甲信から東海は日中にかけて概ね晴れるでしょう。ただ、夕方以降は天気が下り坂となり、夜は広い範囲で雨となりそうです。山地では雪となり、峠道などは積雪となる見込みです。車でお出かけの方は滑り止めを携行の上、安全運転を心がけましょう。
降水分布予想09・21時
日中の最高気温は、北陸と長野は7℃～10℃、関東・山梨と東海、伊豆諸島は10℃～14℃、小笠原は19℃の予想です。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
西から天気は下り坂で、九州では昼前から風雨が強まり、山地では雪となるでしょう。雨や雪の範囲は午後から夜にかけて中国・四国から近畿地方に移る見込みです。お出かけの方は、急な強い雨や落雷、突風、降雹などの天気の急変にご注意ください。また、峠道などでは積雪となる所もあるため、車の運転は滑り止めを準備の上、路面状態の変化にご注意ください。
降水分布予想09・21時
日中の最高気温は、九州北部から山陰では7℃～10℃位と肌寒いでしょう。太平洋側と瀬戸内側の地方では10℃～13℃位の予想です。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
寒気の影響で曇り空が続くでしょう。北西の風がやや強く、海のレジャーや船舶は高波に注意が必要です。
降水分布予想09・21時
日中の最高気温は、奄美は15℃、沖縄は16℃～18℃の予想です。
（気象予報士：むらさめ）
