大型の台風第21号が発達しながらフィリピンの東海上を北上する影響で、沖縄は先島諸島を中心に次第に風雨が強まってくるでしょう。また、西~東日本は秋雨前線の活発化により太平洋側から雨の範囲が広がり、傘の手放せない一日となりそうです。一方、高気圧に覆われる北日本は、概ね晴れる見込みです。
10/29(火)09時の予想天気図
なお、南西諸島周辺では北東の風が強く、海上はうねりを伴いしけるでしょう。高波にご注意ください。
海上の風と波の予想09時
日中の最高気温は、昨日と同じか1℃~2℃ほど低く、北海道は15℃に届かない所が多いですが、東~西日本は20℃前後の所が多い予想です。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
日中にかけて各地で穏やかな秋晴れとなるでしょう。空気も乾き、洗濯日和となりそうです。ただ、東北は夕方から天気が下り坂で、南部では夜から雨が降り出す見込みです。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、北海道では11℃~14℃、東北は15℃~17℃位の予想です。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
関東甲信、東海では太平洋側から雨が降り出し、日中にかけ雨足が強まりながら範囲も広がってくるでしょう。夜は北陸でも雨が降り出す見込みです。伊豆諸島も雨となり、夕方からは雷を伴い激しく降るおそれがあります。小笠原も雲が広がりやすく、所によりにわか雨がありそうです。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、20℃前後の所が多いですが、関東甲信は日中も16℃~19℃位と横ばいで少し肌寒く感じられそうです。一方、八丈島は24℃、小笠原では29℃位まで上がる予想です。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
九州南部、四国、近畿南部の太平洋側では朝のうちから雨が降り出し、傘の手放せない一日となりそうです。午後は九州北部、山陰、近畿北部の日本海側まで雨の範囲が広がる見込みです。お出かけの際は雨具をお持ちください。
降水分布予想09・18時
日中の最高気温は、20℃前後の所が多いですが、四国の太平洋側と九州南部では22℃~26℃位まで上がる予想です。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
沖縄は先島諸島を中心に雨が断続するでしょう。南大東、奄美地方でははじめ曇りや晴れですが、次第に雨が降りやすくなる見込みです。午後は各地とも急な激しい雨、落雷、突風などにご注意ください。また、海上は北東の風が強まり、しけとなるでしょう。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、27℃以上で南大東は31℃の予想です。
(気象予報士:むらさめ)