西日本の上空1500m付近には-9℃以下の強い寒気が流入しており、大分や福岡、熊本、長崎で平年よりもおよそ2ヶ月から2ヶ月半遅れて初雪が観測されました。
今夜(17日)にかけて冬型の気圧配置は強まるため、西日本の日本海側では断続的に雪が降り、山沿いでは大雪となるでしょう。太平洋側にも雪雲が流れ込んで平野部でも積雪の可能性があります。
西日本の降雪のピークは今夜遅くからあす未明までとみられますが、その後も山陰地方の一部では雪が続く見込みです。また、あす朝には九州や中国・四国地方~近畿地方で積雪や路面凍結による転倒、スリップ事故などにご注意ください。
日本海北部には発達した低気圧があって、あすにかけてゆっくりとした速度で北海道付近を東に進むでしょう。今夜には全国的に風が強まるため、暴風や高波のほか、北陸以北の日本海側はふぶきによる視程障害や交通障害に警戒が必要です。