あす2日(土)にかけて東シナ海～本州付近で前線の活動が活発となり、台風21号から変わる低気圧が東進する見込みです。そのため、九州から東北地方の広い範囲で雨となり、西・東日本では大雨となるおそれがあります。土砂災害や川の増水、道路の冠水など大雨災害の危険度が高まるおそれがありますのでご注意ください。風も強まり海上では高波にも注意が必要です。
3日(日)は東日本や東北地方で雨の残るところがありますが、西から天気回復に向かい、晴れ間の広がるところが多くなる見込みです。4日(月)は前線を伴った低気圧が北海道付近を発達しながら東進し、次第に西高東低の冬型の気圧配置に変わる見込みです。そのため、北日本や北陸地方では雨が降りやすく、北海道を中心に風が強まり荒れた天気となるおそれがあります。また、上空に寒気が流れ込むため、北海道の標高の高いところでは次第に雪に変わり、連休明けには平地でも雪の降るところがありそうです。関東から西の地域ではおおむね晴れるところが多い見込みです。
3連休にかけて暖かな空気が優勢となり東海から西の地域では夏日になるところもあるでしょう。一方、連休明けは寒気の南下に伴い、全国的に気温は急降下する見込みです。季節が進み、気温の変化が大きくなるため体調管理に十分注意してください。
（気象予報士：みやっち）
