台風21号は発達しながらフィリピンの東海上を西よりに進んでおり、あす30日(水)から31日(木)ごろにかけて非常に強い勢力で沖縄の南海上から台湾方面へ進む見込みです。
沖縄・奄美地方では大陸の高気圧と台風との間で気圧の傾きが大きく風が強まっていますが、あす以降は先島諸島を中心にさらに風が強まり、沿岸部ではうねりを伴って大しけとなる見込みです。11月1日(金)ごろにかけて荒れた天気が予想されます。台風への備えを進めてください。
その後、台風21号は進路を東よりに変えて熱帯低気圧または温帯低気圧に変わる見通しですが、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、1日(金)から2日(土)ごろにかけて西日本を中心に発達した雨雲がかかり大雨となるおそれがあります。今後の気象情報にご留意ください。
(気象予報士:みやっち)