梅雨前線は九州南岸から日本の南海上に停滞して活動は弱まるでしょう。このため、本州付近は梅雨の晴れ間となり強い日差しが降り注ぐ見込みです。一方、梅雨前線に近い九州南部では梅雨空が続き、北日本や北陸では気圧の谷や寒気の影響で変わりやすい天気となりそうです。急な強い雨や落雷・突風などに注意が必要です。
6/15（月）09時の予想天気図
夏至に近いこの時期、沖縄と西～東日本の広い範囲では真夏並みの強い日差しにより、紫外線が非常に強い予想となっています。外出時は、紫外線対策をお忘れなく。
紫外線の予測分布図 15日12時の予想
出典：気象庁HP
日中の最高気温は西～東日本では昨日より高くなる地点が多く、太平洋側と内陸部を中心に30℃以上の真夏日の所が多く厳しい暑さとなりそうです。一方、北日本では日本海側を中心に昨日より低めの所が多く、暑さが和らぐでしょう。
全国の天気と気温
■各地の天気のポイント
【北日本】(東北・北海道)
北海道は雨が断続し、雷を伴う所があるでしょう。午後は日本海側や南部で日差しが戻りますが、北部や東部では不安定な天気が続いてしまいそうです。東北も、午前中は北部や日本海側で雨や雷雨となりますが、午後は天気が回復し、晴れ間が広がる見込みです。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、北海道のオホーツク海と太平洋側の沿岸部では20℃前後、他は22℃以上の所が多く、内陸部では25℃前後の予想です。東北は北部と日本海側では22℃～26℃、南部の太平洋側では28℃以上で福島では30℃位まで上がる見込みです。
【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)
北陸では雲が広がりやすく、朝夕は山沿いの所々で雨となり雷を伴う可能性があります。伊豆諸島南部も雲が多く、昼過ぎまで雨が断続する見込みです。関東甲信から東海地方は晴れて強い日差しが降り注ぎますが、午後は山沿いの一部でにわか雨や雷雨がありそうです。変わりやすい天気にご注意ください。
降水分布予想09・18時
日中の気温は、北陸で26℃～30℃位、他は30℃以上の真夏日の所が多く、暑さが厳しいでしょう。関東や山梨では35℃近い予想です。こまめな水分補給や室内ではエアコンを上手に使用するなど、熱中症対策を心がけましょう。
【西日本】(九州・中国・四国・近畿)
九州南部は梅雨空が続くでしょう。大気の状態が不安定のため、急な強い雨や落雷・突風などにご注意ください。他は梅雨の晴れ間が広がり、にわか雨や雷雨は山沿いの一部に限られ天気の大きな崩れはなさそうです。
降水分布予想09時・18時
日中の最高気温は、30℃前後の所が多く厳しい暑さとなるでしょう。
【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)
奄美地方は日中を中心に雲が多くなりにわか雨や雷雨がありそうです。天気の急変にご注意ください。沖縄は安定した夏空が広がりそうです。
各地の天気と気温
日中の最高気温は、31℃～32℃の予想です。
（むらさめ）
