【3/8 朝イチ!】東日本へ雨域広がる 雨具の準備を

前線を伴った低気圧が南岸沿いを東に進んでいます。今日は、西日本は天気が回復に向かい、九州から雨が止んできますが、雨の中心は東日本の太平洋側に移ってくるでしょう。東海地方から関東南部にかけては日中にかけて雨雲がかかりやすい予想で、傘が手放せない一日となりそうです。伊豆諸島では大気の状態が不安定となり、落雷や突風などに注意が必要です。北日本は曇りや晴れの所が多くなりますが、東北南部の太平洋側と北海道北部では一時雨や雪となるでしょう。

3/8(日)09時の予想天気図

なお、低気圧に近い東海沖から関東近海は、風が強く波が高い状態が続くでしょう。海のレジャーや船舶は強風や高波に十分な注意が必要です。

海上の風と波の予想12時

日中の最高気温は、西日本から東日本の太平洋側にかけては昨日と同じくらいで、関東南部では11℃位までしか上がらず冬並みの寒さが続く見込みです。一方、北陸から北日本では昨日を上回り日本海側では10℃を超す所も多く、4月上旬並みの気温となり寒さが和らぐでしょう。

全国の天気と気温

 

各地の天気のポイント

 【北日本】(東北・北海道)

日中は東北北部から道南にかけて日の差す所がありますが、全般に雲に覆われやすくすっきりしない空模様が続くでしょう。道北では午前中を中心に雪、東北南部の太平洋側では夕方にかけて一時雨となる見込みです。なお、太平洋側の地方では濃霧により見通しが悪くなるおそれがありますので、車の運転など十分にお気を付けください。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、昨日より上がって寒さが和らぐでしょう。北海道は5℃以上となり函館では10℃まで上がる見込みです。東北北部では12℃~13℃、南部では9℃~12℃位の予想です。

 

【東日本】(関東甲信・東海・北陸・島しょ部)

北陸東部をのぞき朝のうちから雨が降り出すでしょう。標高の高い山では雪となる所もありそうです。伊豆諸島では雷を伴い激しく降るおそれがあります。落雷や突風など激しい現象にご注意ください。午後以降は、西から雨が上がってきますが、東海・関東南部の太平洋沿岸部では夕方から夜にかけても所々で雨が残りそうですので、傘の手放せない一日となりそうです。

雨雪分布予想09時

降水分布予想18時

日中の最高気温は、甲信地方では10℃前後、関東でも10℃~12℃位で、日差しもなく北寄りの風が冷たく感じられるでしょう。お出かけには冬物のコートが必要となりそうです。東海・北陸地方は12℃~14℃位の予想です。

 

西日本(九州・中国・四国・近畿)

天気は西から回復に向かいます。九州は朝のうちは曇りで南部から晴れ間が広がってくるでしょう。日中は中国・四国でも西部から雨が上がってくる見込みです。一方、近畿は夕方頃まで南部を中心に雨が残り、傘の出番となりそうです。

降水分布予想09時・18時

日中の最高気温は、近畿から山陰では11℃~13℃、他は15℃前後の所が多くなりますが、九州南部では19℃~20℃まで上がり、春本番の陽気となりそうです。

 

【沖縄・奄美】(沖縄・奄美諸島)

沖縄は前線の影響で各地とも雲が多く、大東島地方では昼頃にかけてにわか雨や雷雨となる所があるでしょう。変わりやすい天気にご注意ください。一方、奄美地方でははじめ雲が広がりやすいものの、日中から晴れ間が広がりそうです。

各地の天気と気温

日中の最高気温は、奄美は20℃、沖縄は23℃~26℃位の見込みです。

(むらさめ)

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