【2/21 朝イチ!】冬の天気分布で、太平洋側は「光の春」を感じる

昨日20日の一番

昨日は近畿・東海地方で「春一番」が吹きました。関東などでも「春二番」が吹いて、強風による被害も出ました。日最大風速は福島県から鳥取県まで全国16か所で、観測開始以来の最大値を更新しました。日最高気温は、春一番が吹いた近畿地方では大阪で17.8℃など、京都、神戸、奈良、和歌山で今年一番高い気温を観測しました。また、青森市酸ヶ湯の日最深積雪が337cmに達し、今冬一番の積雪になっています。

今日21日の天気

3時の気象衛星ひまわりの雲画像を見ると、山陰から北海道の日本海側に寒気に伴う筋状の雲がかかり、雪の降っているところが多くなっています。南西諸島には低い雲が広がって、先島諸島では雨が降っています。一方、九州と太平洋側には目立った雲がなく、晴れているところが多くなっています。

3時の気象衛星ひまわりの雲画像
2月21日3時のひまわり雲画像

9時の予想天気図では、昨日、春一番や春二番を吹かせた低気圧は北海道の東海上で急速に発達し、日本付近は西高東低の強い冬型になっています。ただ、今夜には早くも大陸の高気圧が移動性になって日本海に進んで来るため、冬型は西から緩んで来る見込みです。

9時の予想天気図
2月21日9時の予想天気図

このため、今朝は山陰から北海道の日本海側では雪の降っている所が多いですが、日中は北日本を除き、雪や雨の止んで来る所が多い見込みです。一方、沖縄は曇りや雨ですが、九州と太平洋側は冬晴れになり、「光の春」を感じるでしょう。

21日の天気予報
2月21日の天気予報

今日21日の気温

日中の最高気温は全国的に昨日より3℃~6℃、近畿や関東では6℃~9℃と大幅に下がり、平年並の今頃の寒さか真冬並の寒さに戻るでしょう。北海道では氷点下の「真冬日」のところが多く、全国的に春寒になる見込みです。また、冷たい季節風も吹いて、体感的にはかなり寒く感じるでしょう。

21日の予想気温(最高/最低)
2月21日の予想気温
近畿・東海では10℃以下、
北陸・東北で5℃前後で厳しい寒さ

今日21日の波高

4時現在、新潟下越と佐渡・岩手県沿岸に暴風雪警報、伊豆諸島北部に暴風・波浪警報、石川県能登には波浪警報が発表中で、この他、全国的に波浪注意報が発表されている海域が多くなっています。しかし、日中は西から冬型は緩んで来るため、西日本では波が次第に収まって来ますが、その他の地方は今日いっぱい高い波に注意が必要です

12時の予想波高分布
2月21日12時の予想波高分布
全国的に3m以上の海域が多い

(2017/2/21 04:30更新)



トミーです。今日は一転、冬の天気分布で、日本海側では雪が降り易く、日中の気温も上がらず一転、寒くなるので暖かい服装でお出かけ下さい。ただ、冬型は長続きせず、23日は再び日本海低気圧の通過で「春二番・三番?」が吹きそうです。トピック「北日本・北陸  猛ふぶき警戒」参照。
昨日は仙台から平年より7日早い、ウメの開花の便りが届いています。

春の使者「蕗の薹」20日千葉県
蕗の薹2月20日千葉

 

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ABOUTこの記事をかいた人

牡蠣と柿が大好き(注:ダジャレではありません)で和食が好物。学生時代に卓球・弓道をかじっていたという「和の男」。スラリとした長身、穏やかな笑顔で物腰も柔らかいけれど、仕事となると猪突猛進!「力いっぱい」を座右の銘に毎朝の天候チェックを欠かさないベテラン気象予報士。