日本海側中心に大雪や暴風雪に警戒

全国的に雨や雪をもたらした低気圧が急速に発達しながら北海道付近へ進み、日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。

昨夜から今朝(12日)にかけて北海道十勝地方を中心に大雪となり、中札内村の上札内で24時間降雪量77cm(12日午前7時まで)を観測したほか、帯広では59cm(同午前10時まで)と1月としての観測史上1位の値を更新しました。また、各地で風も強まっており、北海道えりも岬で最大瞬間風速41.3m/s(午前0時42分)を観測するなど暴風が吹き荒れています。

12日(水)21時の予想天気図

冬型の気圧配置は14日(金)ごろにかけて続く見通しで、北日本~北陸地方の日本海側を中心に大雪や吹雪、暴風や高波に警戒が必要です。吹雪や吹き溜まりによる交通障害や周囲の見通しが効かなくなるホワイトアウト、家屋損壊や倒木、電柱の倒壊等の被害が発生するおそれがありますので、荒天時の外出は控えるようにして下さい。

また、13日(木)は北陸~近畿北部周辺で雪の降り方が強まり積雪が急増するおそれがあります。九州~東海地方の太平洋側も雪の降るところがあるでしょう。最新の気象・交通情報を確認し、安全な行動を心掛けてください。

雪レーダー凍結マップ道路ライブカメラ渋滞規制情報

(気象予報士:みやっち)



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