先島諸島 記録的暴風のおそれ

九州地方を縦断した台風8号に続き、大型の台風9号、10号が沖縄と小笠原諸島にそれぞれ接近中です。

台風9号は暖かい海水からエネルギーを補給して急速に発達しながら北上しており、今夜遅くからあす9日明け方にかけて猛烈な勢力で先島諸島を通過する見込みです。

先島諸島と沖縄本島地方は波高10メートルを超える猛烈なシケとなっており、今夜からあす9日にかけては宮古島地方、八重山地方を中心に猛烈な雨風となり、屋外での行動が極めて危険な状態になります。電柱が倒壊するほか、住宅などの建物にも大きな被害を及ぼす可能性があります。台風9号は大型で動きも遅いため、長時間荒れた天気が続くおそれがあります。

大雨や高波・高潮による浸水や土砂災害にも厳重に警戒し、海岸付近や崖などの急斜面から離れた頑丈な建物に避難して身の安全確保を図って下さい。停電に備えて懐中電灯の準備やスマートフォンや携帯電話の充電を行っておきましょう。

今夜21時の雨風の予想分布

一方、大型の台風10号も発達しながら小笠原近海を北上しており、小笠原諸島では台風が最も接近する10日~11日ごろをピークに猛烈な雨風、猛烈なシケとなるおそれがあります。きょうからうねりを伴った高波と暴風に警戒してください。お盆休み期間中に本州付近にも接近する可能性がありますので、最新の台風情報を確認し、お出かけを予定されている方は無理のない計画をお願いします。

台風の接近で西・東日本の太平洋側も波の高い状態が続いており、大学生が乗っていたボートが転覆する事故も発生しました。船舶や海のレジャーではうねりを伴った高波に十分注意してください。また、暖湿流の影響で本州付近も大気の状態が不安定となり局地的に非常に激しい雨の降るおそれがありますので、台風から離れた地域も油断はできません。





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ABOUTこの記事をかいた人

そっと静かに一人宇宙に思いを馳せるロマンチスト。学生時代には水の循環過程を研究していた。地球の仕組みや環境問題に心を寄せ、ヒグラシの鳴き声や川のせせらぎにシアワセを感じるシャイな好青年。“健康気象アドバイザー”でもある。現在はファインダー越しに季節の移ろいを追う姿が各地で目撃されるようになった。