寒さは一時的で再び高温傾向

10月8日は二十四節気の寒露(かんろ)。草花に冷たい露が宿る頃とされています。今週は前線通過後に流れ込んだ寒気によって各地で一気に気温が下がりました。ただ、この冷え込みは次第に解消され、再び高温傾向となりそうです。

平均気温の傾向(10/8~11/7)

向こう1ヶ月(10/8~11/7)は日本の東で高気圧の勢力が強いため、本州付近は南から暖かい空気が流れ込みやすいでしょう。そのため、沖縄・奄美地方や東・北日本では高温傾向となる見込みです。一方、西日本は大陸から寒気が流れ込む時期があるため、1ヶ月を通すとほぼ平年並みの気温傾向となるでしょう。気温の変化が大きくなりますので、体調管理にご注意ください。

降水量の傾向(10/8~11/7)

向こう1ヶ月の降水量は北日本では気圧の谷の影響を受けやすく、多雨傾向となるでしょう。寒気が南下するタイミングで初雪が観測される可能性があります。その他の地域は数日周期で天気が変わり、西・東日本は平年と同様に晴れの日が多くなりそうです。

(気象予報士:きっしー)

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