熱中症と水不足に注意

7月7日は二十四節気の小暑(しょうしょ)。暦の上では梅雨が終わり、暑さが本格的になる頃とされています。しかし、今年は6月中に東北北部を除く全ての地域で梅雨明けが発表され、すでに各地で真夏の暑さとなっています。来週は一時的に酷暑が収まりますが、その後は再び厳しい暑さとなりそうです。

平均気温の傾向(7/2~8/1)

向こう1ヶ月(7/2~8/1)は太平洋高気圧に覆われて、日本付近は暖かい空気が流れ込みやすいでしょう。そのため、全国的に高温傾向で猛烈な暑さが続く可能性がありますので熱中症に十分ご注意ください。無理な外出は避け、屋内でもこまめな水分・塩分補給を忘れないようにしましょう。

降水量の傾向(7/2~8/1)

向こう1ヶ月は太平洋高気圧の勢力が強いため、西・東日本で平年よりも曇りや雨の日が少ない見込みです。ただ、来週は高気圧の勢力が一旦弱まり湿った空気の影響を受けやすくなるため、戻り梅雨となるでしょう。沖縄・奄美地方や西日本は台風の影響も心配されますので大雨などに警戒してください。その後は夏らしく晴天が続く見込みです。
多くの地域(特に中国、四国、近畿地方)で梅雨期間中の降水量が少なく水不足が懸念されますので、無理のない節水を心がけましょう。

(気象予報士:きっしー)

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