2月も雪不足解消せず

西・東日本の上空に真冬並みの寒気が流れ込み、きょう(31日)は松山、京都、岡山で平年より1ヶ月以上遅い初雪が観測されました。いずれも統計開始以来最も遅い記録です。2月4日(火)には「立春(りっしゅん)」を迎え、暦の上では春となります。この週末から来週にかけては寒さが戻りますが、2月も冬らしさがあまりないまま春へと季節は進むのでしょうか?向こう1ヶ月(2/1~2/29)の天候の傾向をお伝えいたします。

平均気温の傾向(2/1~2/29)

2月に入っても日本付近には寒気が南下しにくく、向こう1ヶ月の気温は沖縄・奄美地方、西~東日本で平年より高く、北日本で平年並みか高い予想です。

降水量の傾向(2/1~2/29)

向こう1ヶ月の降水量は全国的にほぼ平年並みですが、日本海側の降雪量は平年より少ない傾向です。雪不足のまま冬を終える可能性があります。

このまま暖冬傾向が続く場合、例年よりも春の訪れが早くなるかもしれません。花粉の飛散時期も早まる可能性がありますので、花粉症の方は早めに対策をしておきましょう。マスクや目薬等で万全な対策をなさってください。

(きっしー)

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