季節先取りの暑さ続く

南から夏の空気が北上し、東シナ海~日本の南海上に梅雨前線が出現。梅雨入りした沖縄・奄美地方のほか、西日本や東日本も少し蒸し暑さを感じるようになりました。

向こう1ヶ月(5/18~6/17)も全国的に高温傾向が予想され、北海道~九州地方には「高温に関する異常天候早期警戒情報」が発表されています。湿度が上がり熱中症のリスクも高まりますので、出来るだけ通気性や吸水性の良い服装を選びましょう。

■高温に関する異常天候早期警戒情報(対象期間:5/18~5/27)

(資料:気象庁HP)

■高温に関する異常天候早期警戒情報(対象期間:5/21~5/30)

(資料:気象庁HP)

■向こう1ヶ月の天候の傾向

沖縄・奄美地方は来週前半にかけては曇りや雨の日が多い見込みですが、来週後半から5月末ごろにかけては梅雨の中休みとなりそうです。6月は梅雨空が戻る見通しですが、向こう1ヶ月の降水量は平年並みか少ない予想です。

西日本と東日本太平洋側は5月下旬の天気は周期変化となりますが、6月に入ると曇りや雨の日が多くなり、平年並みかやや遅れて梅雨入りする見込みです。なお、この週末は九州南部を中心に100ミリを超える大雨となるおそれがありますのでご注意ください。

北日本と北陸地方は高気圧に覆われて日差したっぷり。平年に比べて日照時間が多く、5月下旬は季節外れの暑さとなる日が多い予想です。

↑平均気温の傾向(5/18-6/17)

↑降水量の傾向(5/18-6/17)

(みやっち)

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