2019年春から夏にかけての天候

2月もそろそろ終わりですね。今年の冬(12-2月)は寒気の影響をあまり受けなかったことから西日本と沖縄を中心とした暖冬となり、2月後半は早くも春本番を感じられる日が増えてきました。最新の3ヶ月予報によると、3月から4月にかけても気温の高い傾向は続き、季節先取りの暖かさとなる日が多くなりそうです。ただ、5月は平年並みの気温に落ち着いてくるとみられています。

今年の夏は平年並みの暑さに

また、きのう25日に発表された暖候期予報によると今年の夏(6-8月)は暑さをもたらす2つの高気圧(太平洋高気圧とチベット高気圧)の張り出しが弱く、北~西日本は平年並みの気温に、沖縄・奄美地方は平年並みか高くなる見込みです。昨年のような長期間にわたる猛暑にはならない見込みですが、暑さに負けないように軽い運動をおこなって汗をかきやすい身体を作っておきましょう。

↑平均気温の傾向

今年も大雨災害に注意

今年の夏は太平洋高気圧の縁を回り込むように暖かく湿った空気(雨雲のもと)が流れ込みやすくなるため、北~西日本の降水量は平年並みか多くなる見込みで、今年も梅雨末期の大雨や大気不安定による局地的な雷雨に注意が必要です。沖縄・奄美地方は梅雨の時期(5-6月)の降水量は平年より多い見込みですが、梅雨明け後は高気圧に覆われて晴れる日が多くなる見通しです。

↑降水量の傾向

(みやっち)

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